先月の17日に堺の息子宅に遊びに行った際に、泉佐野市の犬鳴山の「七宝瀧寺(しっぽうりゅうじ)」へ行ってきました。
大阪の紅葉の名所をネットで探していて見つけたという事で、私たちは勿論、息子たちも初めての所でした。
関空にも近い所で、和歌山県との県境の山の中でした。
紅葉目当てでしたが、行ってみると紅葉風景らしい風景はあまり見当たらず、駐車場のおばさんに尋ねたところ、
渓谷沿いの参道を歩けば1時間弱で犬鳴山の七宝瀧寺で行けますから、ぜひ一度お参り下さいと案内されました。
参道の入口あたりで紅葉風景を少し撮影し、その後は犬鳴渓谷を登っていくハイキングでした。
七宝瀧寺に到着して他のお参りの方に「下から歩いてきたの?」私たちは車で来ましたよと言われてびっくり!
お寺には別の自動車でのルートがあることを初めて知りました。境内には駐車場もありました(笑)
それでも赤目四十八滝の渓谷にも少しに似た渓谷の山道を、ゆっくり歩くハイキングはいい運動になりました。
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犬鳴山は、1300余年前に修験道の霊場として修験山伏道の開祖といわれる
「役の行者(えんのぎょうじゃ)」によって大和大峯山より6年早く開山され、
現在でも行者の滝に打たれる修験者の姿を見ることができる。
麓の温泉街は、従来七宝瀧寺の門前町であったところから犬鳴温泉郷として今日に至っている。
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途中の案内看板には粉河の文字が・・・粉河は和歌山県ですね。
初め駐車場がわからず温泉を通り越すと和歌山県の標識があり戻ってきたのでした。
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名勝地や金剛生駒紀和泉国定公園の指定を受けるなど豊かな自然を持つ。七宝瀧寺参道としての犬鳴川を持ち、決して高い山域ではないにも関わらず、渓流沿いの山岳景
「大阪府 緑の百選」にも選ばれ、地元民に深く愛されている。関西空港が開港してからは、空港からもっとも近い温泉犬鳴温泉がある場所として名前が広がった。
山中には、七飛瀑(両界の滝、塔の滝、弁天の滝、布引の滝、古津喜の滝、千寿の滝、行者の滝)をはじめ大小48の滝がある。このうち行者の滝は滝に打たれる修験場とし
知られている。一般の一日体験も可能であり、女性でも参加できる。(有料、要予約)
なお「犬鳴山」の読み方についてであるが、地元では通常(いぬなきさん)と呼ぶ。これは次節で述べているように、「犬鳴」が寺院の山号に由来しているためである。
そのため地元で「いぬなきさんに行く」と言えば、犬鳴川渓流沿いの参道を遡って七宝瀧寺へ行くことを指すのであって、決して山歩きに行こうと言っているわけではない。
これに対し、参道渓流入り口の温泉郷では(いぬなきやま)と読ませて犬鳴温泉と称している。(Wikipedia)
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昼食は和泉市の「むら田」で手打ち釜揚げ蕎麦を食べました。 むら田HP
次回はりんくう公園の夕景です。
撮影日 2022年11月17日
撮影地 犬鳴山 (大阪府泉佐野市)
機 材 Nikon Z9
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
犬鳴山は初めての所で、全く知識もないまま出かけましたが、
歴史の古い寺院でした。
滝の鎖場は滝行の修行の場で、24番の朱色の建物が滝行のために
身支度を整えるお堂のようです。
都会に住む人や外国の方の修行体験にも良さそうですね。
渓谷の奥の不動尊はパワースポットとしても知られているようで、
山を降りれば温泉もあり、ゆっくり1泊するのも良いかもしれませんね。
何時もありがとうございます。
「犬鳴」とは日本狼のことなのかと思いましたが、飼い主を守った義犬の伝説なのですね。
宇多天皇が勅号したとは、すごい歴史です。
あの鎖は夏場のバリ登山用かと思ったら、修行用なのですね。
夏には涼しいかも知れません。
修験の真似事を学び、温泉でまったりして過ごす一日というのも、都会で暮らす人々にとっては
良いストレス解消になるでしょう。
霊験あらたかなお不動様のご利益がありそうです。