Apple対Samsung、アメリカではアップルが勝った、日本ではサムスンが勝ったなど一般の人にはわかりにくいだろう。
私は多分、日本とアメリカで今回結論が出た特許は別のものだからだろうと思っていたが、やはりそういうことのようだ。
下の日経の記事でよくわかる。
特許はいろいろな種類があり、その地域ごとに、販売状況も違うし、特許の考え方も違うので各社とも戦略を持っていろいろな国ごとに特許をとるようにしている。だから多くの人がそのために働いている。
この件ではそれぞれ100~300人くらいの人が働いてるのでは?
私には壮大な無駄なような気がする。
Apple対Samsung、争点の特許はこれだ - 産業動向 - Tech-On!
一連の訴訟の起点となった米国での訴訟を例に、両社の争いを詳しく見ていこう。
Apple社は今回、4種類の知的財産権の侵害を訴えている。具体的には、ユーティリティー特許(日本の特許権に相当。以下、特許)を8件、デザイン特許(日本の意匠権に相当)を7件、トレードマーク(日本の商標権に相当。以下、商標)を8件、そしてiPhoneおよびiPadのトレード・ドレスを挙げ、それらをSamsung社が侵害したと主張している(図2)注2)。
デザイン特許については、アイコンをタイル状に並べて表示するメニュー画面に関する3件と、携帯型コンピュータの筐体デザインに関する4件を挙げている。2007~2008年に出願したものが多い。商標については、iPhoneやiPadなどで利用している「電話」「設定」「連絡先」といったアプリケーション・ソフトウエアのアイコン7件と、パソコン用のメディア管理ソフトウエア「iTunes」で利用しているアイコン1件について、Samsung社が酷似したものを利用したと主張している。さらにトレード・ドレスについては、Galaxy SやGalaxy Tabのパッケージ・デザインがApple社のものと似ており、iPhoneやiPadのブランドを毀損していると主張する。