5月6日に放送されたNHK・ニュースウオッチ9では「DVDの寿命対策」を取りあげていた。DVD-Rはデジタルメディアだが半永久的に保存可能ではなく寿命があるというものだった。
具体的には、湿気、紫外線が大きな劣化要因だが、保管条件、扱い方法等によって大きく異なり、また、試験方法も標準化されていないため一概に寿命が何年というのは難しいが、安全をみると大雑把に10年(もちろん何十年ももつ場合もある)、極端に悪い環境におくと更に寿命が悪くなる。DVD-RだけでなくDVD-RW、DVD-RAM等のデータも示していた。また、CD-RはDVD-Rより寿命が短いようだ。
なお、このデータは、
財団法人デジタルコンテンツ協会の平成18年度調査「
高信頼(長寿命・高セキュリティ)光ディスク媒体の活用システムの開発に関するフィージビリティスタディ報告書」(
要旨、
全文)の第4章によるものと思われる。興味がある方はご覧になるとよい。
試しに、爪でクイッとやると簡単にDVD-Rの貼り合わせ面が剥がれた (^^; 確かに物理的にももろいところがある。