蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

「恋人よ」

2008年10月07日 | 書籍レビュー

 よくできたドラマ「恋愛時代」の原作の作者ということで読み始めた野沢尚。
 「深紅」「烈火の月」「リミット」「破線のマリス」の次に選んだのが「恋人よ」。四分の1読んだところだが、設定がすごい。普通の作家が書くレベルからさらに一ひねりも二ひねりもしてくる。人間関係をこれほどにまで絡ませて均衡を保っている現状がどのようになっていくのかが興味深い。「空気に微粒子が秋の日差しに反乱を企てたように視界をハイキーに染め、人間の登場を紗幕のように飾った。」少々飾りすぎのような気もするが、どこからこのような表現が浮かぶのだろうか。

振り向くとそこにぬこ

2008年10月07日 | 動物

 最近、何でこんなに「ぬこ」の話題で書けるのか不思議だ・・・

 夜、マタタビ粉末の袋を持って歩いていた時のこと(なんでまたそんなものを持っていたかはそれとして)、ふと殺気を感じて後ろを見たところ、すぐ後ろに、黒ぬこくん002が、さらにその後ろに三毛ぬこくん005が付いてきているのを発見。驚いた。
 ブレーメンの音楽隊のように、一列になって付いてくる。人間と同じスピードで一生懸命ちょこまかと付いてくる。黒ぬこくんは、今にも手に噛みつきそうな勢いだ。

 マタタビは、ぬこによって感度が随分違うようだ。黒ぬこくんは激しく、縞ぬこくん001は美味しいおやつくらいの雰囲気でしかない。
 そう言えば、黒ぬこくんが度々部屋に乱入するのは、置いてあったマタタビに誘われたのではないかと・・・。すごい嗅覚だ。