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「100歳の少年と12通の手紙」

2011年08月07日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★★☆−:ぜひ勧めたい!]
 少年がなかなかの熱演。余命が12日ではあまりに悲しい。1日を10年と考えて生きようという提案に、同じ1日の繰り返しではなく、今日は30歳、今日は40歳・・・と残された人生(12日)を一生懸命生きて行く。長いか短いかは別として誰にでも寿命があり、それを如何に生きるかが重要。しっかりした落ち着いた作品。

ぽすれん・レビュー Amazon・レビュー
監督:エリック=エマニュエル・シュミット
出演者:ミシェル・ラロック、 アミール、 マックス・フォン・シドー、 アミラ・カサール
Story:
直フランスのベストセラー小説を映画化した感動ドラマ。白血病を患い、余命12日と宣告された10歳の少年・オスカー。宅配ピザ屋の女主人に、1日を10年と考え過ごすこと、毎日神様に手紙を書くことを勧められた彼が、残りの人生を精一杯生き抜いていく。(100歳の少年と12通の手紙)

「キャタピラー」

2011年08月07日 | 音楽・映画レビュー

[感想:無星(TT) :ほとんど評価に値しない]
 江戸川乱歩の小説「芋虫」をヒントの作成されている(ただし、原作とは内容が異なる)。日中戦争のシーンを何回も挿入しているところを見ると、単なる反戦というよりは、体制批判、主人公がこうなったのも、広島・長崎に原爆が落とされたのも、戦争を始めた罰が当たったのだと言っているとしか考えられず、極めて不愉快な作品。世間の注目を集めてという製作の魂胆からして辟易する。

ぽすれん・レビュー Amazon・レビュー
監督:若松孝二
出演者:寺島しのぶ、 大西信満、 吉澤健、 粕谷佳五
Story:
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『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』の若松孝二監督が、戦争に翻弄されるひと組の夫婦の姿を赤裸々に描いたドラマ。戦争で四肢を失い、傷痍軍人として帰還した夫は村人から軍神と崇め奉られる。妻はそんな夫の食欲と性欲の処理に追われるが…。R15+(キャタピラー)