微粉
コーヒーのドリップの速度が遅くなるのが気になって、ミルの粒度を調べてみたところ15%が超微粉(茶漉しを容易に通過したもの)になっていた。これが目詰まりの原因? 今度は、半分お店で挽いてもらって比べようかと。
コーヒーのドリップの速度が遅くなるのが気になって、ミルの粒度を調べてみたところ15%が超微粉(茶漉しを容易に通過したもの)になっていた。これが目詰まりの原因? 今度は、半分お店で挽いてもらって比べようかと。
コーヒーメーカーって、どのくらいの温度のお湯を注いでいるのだろう。コポコポ音を立てながら働いているので、けっこう温度が高そうな気もする。
で、調べてみた。使っているのはPanasonic コーヒーメーカー ブラック NC-S35P-K。一旦上のドームみたいな場所にお湯をためて注がれる構造のよう。一度、注がれているお湯を直接計測しようとしたがさすがに無理で、今回はデジタル温度計をコーヒーの粉に差し込んでおく。
最初の蒸らしでは60度ちょいのところ、数回に分けてお湯が注がれるが、75度くらい、83度くらいとその度に上がっていき、最後の注湯は87度になった。いつも使っているマイルドモードのほかにリッチモードがあって、もう少し温度が高くなるかも。当たり前のことかもしれないが、結構まとも。
普通、コーヒーメーカーのカタログには注湯温度は記載されていない。室温の違いや、注湯の最初と最後で温度が異なるためだろう。湯路がだんだん温まってくるのだから温度が変わるのはしかたがない。メーカーさんが苦心するところだと思われる。
コーヒーメーカーの中には、「象印のEC-AS60」が95度、「HARIOのV60珈琲王コーヒーメーカー」が注ぎ口で95度・粉面で93度の高温抽出をアピールしているところをみると普通のコーヒーメーカーは、平均値で80度台での抽出になっているのではないか。
で、問題は「**度で淹れると一番美味しいという温度」はあるのかということ。要するに、豆などによって最適の温度があるので、いつも同じではだめということ。
雑味の少ない良い豆は高温で淹れて美味しいだろうけれど、スーパーで売られている安い豆だと雑味があまり強調されないよう80度の前半で淹れた方がいいかも。また、昔のスターバックスのような深煎り豆だと70度台で淹れないと飲みにくいかも。さらに、豆を挽く荒さや、ミルクを入れるかなどの飲み方によっても最適な淹れ方があるはず。
他の人が、このコーヒーメーカーが美味しいとしても、自分に合うかどうかはまた別だろうと。
そして、もっと美味しいコーヒーを淹れたいと思った時、誰もが知らず知らずコーヒー道に入り込んでいるのだろうと。