『地球温暖化とガソリン税』

2008年04月07日 | Weblog
    写真◎本日は、小学校の入学式で地元の片瀬小学校の入学式へ参加してまいりました。

  福田首相は、地球温暖化防止のために…二酸化炭素の排出を抑制する観点から『ガソリン税』に引き下げは
  世界に誤ったメッセージを送る事になりかねないとの趣旨の懸念を表明しています。

 7月に開催される洞爺湖サミットでは、地球温暖化防止が最大のテーマとなり、日本のリーダーシップが問われます。

 環境問題の観点からガソリン税の在り方を検討すると、首相のメッセージに理解を示す方も多いのではないでしょうか…

 仮に…いらない道路があって、そのための特定財源はけしからん…
 だから、一般財源にせよ…
 であるならば…環境のために利用するのも納得性のある話でもあります。

 二酸化炭素排出量取引で政界をリードしてきた欧州諸国では、ガソリンの消費を抑えるために税率を高く設定する傾向が顕著
 でもあります。

 イギリス66.1% ドイツ63.9% フランス62.7% 韓国57.7%…

 日本は暫定税率執行前で39.9% 失効後で27.6%でOECD(経済協力開発機構)加盟国29ヶ国で4番目に低いものです。

 地球温暖化防止へ向けあらゆる取り組みが論議される中、消費抑制に着眼する考え方は、あって当然と思っています。