『後期高齢者医療制度』

2008年04月08日 | Weblog
    ◎75歳以上の方(一定の障害がある65歳以上の方を含む)は、新たな独立した医療制度への移行となりました。

  日本には、誰もが安心して医療を受けることができる世界最高水準の医療制度、国民皆保険があります。

  これにより、世界最長の平均寿命や高い医療水準を達成してきました。

  しかし、急速な少子高齢化の進展や経済の低成長等もあり、大きく社会保障
  全体費用の割合が増え続けています。

  特に医療費の伸びは著しい右肩上がりです。

  国民が健康で安心して生活できるように国民皆保険制度を維持する為には、すべての世代で負担を分かち合い
  支え合う制度に改革しなければならない状況があります。

  約30年前は一人の高齢者を支える現役世代が8人でしたが、現在は現役世代4人で支え、更に20年後は二人で一人の
  高齢を支える時代となります。

 新制度は、医療費の財源のうち、約5割に公費を充て、約4割を現役世代からの支援(保険料)とすることで、高齢者の
 負担を残りの1割の負担に抑えています。

 低所得者や社会的弱者を守るために負担軽減措置も設けられています。

 様々なお問い合わせについては、担当窓口にお問い合わせをしていただくことが 良いと思われますが…
 背景については、折に触れ皆様に私もお話をさせていただいています。