誇りある故郷の再生へ・・・気仙沼市の復興への取組み

2011年10月21日 | Weblog
                  ◎政策・総務・財政常任委員会の視察にて気仙沼市にお伺いしてまいりました。
                          

                  3月11日14:46分頃、三陸沖を震源とするM9.0の巨大地震が発生し、宮城県北部で最大震度7を

                  観測。東北地方から関東地方の太平洋沿岸では大きな津波により甚大な被害が発生しました。

                  気象庁は、この地震を「平成23年東北地方太平洋沖地震」と命名…

                  東北地方太平洋沖地震及びこれに伴う原子力発電所事故による災害については、「東日本大震災」と呼称。

                  気仙沼市においては、死者1.027人、行方不明者374人、住宅の全壊被害は8.536件と、甚大な被害がもたらされました。

                  
                          

                  高いところでは、20メートルが測定測定された津波被害。

                  気仙沼港にも津波が押し寄せ、サンマ・イカ釣り船・鮪延縄船などの大型漁船が津波に押し出されるように防波堤や

                  陸上に重なり合って乗揚げ、座礁、転覆して沈没した漁船や、石油タンクのよる火災により焼損した船舶・・・

                  また、水産加工施設の損壊、大型冷蔵庫の魚介類や養殖イカダ等が多数流出し、壊滅的な打撃を被りました。


                          

                  穏やかな海面を覗き込むと、小魚が泳いでおり…この海とあの大津波がすぐには結びつかない思いもします。

                  港には、今朝あがったばかりのサンマが販売されており、加工場等がないので生だしでの販売に限られてしまう状況ながら、

                  復興の歩みの一歩を踏み出していました。


                          

                  気仙沼を愛し、誇りあるふるさとの再生の実現に向け力を結集する地元の皆さん。

                  仮設住宅などで生活をされるご苦労等、計り知れないものがありますが、改めて全力で国が速やかな支援体制をとること

                  そして誰よりも気仙沼を愛して止まない人々の力が最大限に発揮できる支援体制を整えるべきです。