『救急患者“たらい回し”防止』

2008年04月20日 | Weblog
     写真◎高出清治さん撮影の“ひこうき雲”

   消防庁が発表した昨年1年間の救急搬送に関する実態調査によれば、重症患者の搬送で医療機関に11回以上断られた
   というケースは、1.074県に上ります。

   公明党は、早速、救急医療対策推進本部を立ち上げ、救急医療体制の整備をを目指し、精力的に救急医療の視察・調査を続けてきました。

   昨年11月には、約1月間かけて、全国の1.140の2次救急病院に対してアンケート調査を実施し、同時に都道府県・政令市の医師会、看護協会
   、助産師会、消防本部など200を超える関係団体からヒヤリング調査も行っています。

  2月には救急患者たらい回し事件の防止をめざす『救急医療情報システム整備法案骨子(案)』の発表もされました。

  “たらい回し”による痛ましい事故が2度と起こらないように、安心・安全の救急医療の構築に公明党は全力で取り組んでいます。

『海岸清掃』

2008年04月19日 | Weblog
     ◎今朝は、片瀬海岸東浜と西浜で海岸清掃が繰り広げられました。

    私は、西浜地域の清掃に参加をしてきました。
    途中からサーフィンをされている方々も参加され海を愛し、環境を大切にする大勢の方の参加によるボランティア活動となりました

   今年7月には、北海道で洞爺湖サミット(周辺国首脳会議)が開催をされ、二酸化炭素の排出量を
   2050年までに半分減らす事などが検討されます。

   地球温暖化を防ぐための工夫も技術開発などの大きな取り組みも大切かもしれませんが、身近なできる事から始める事が重要です。

 便利な生活を少しだけ見直すだけで温室効果ガスを減らすこともできます。

 生活の中で何ができるのか…
 地域の中で何ができるのか…
 行政として関われることは何なのか…

 身近な取り組みを考えてみたいと思います。

『広域連合保険制度』

2008年04月18日 | Weblog
     ◎後期高齢者医療制度(長寿医療制度)は都道府県単位の広域連合で保険制度を支えます。

    これまでの老人保健制度は、各市町村が運営母体の保険者でした。

    そのため、人口が3万人以下の小さな市町村では、高齢者が多く、一般財源を投入しても苦しい財政運営でした。

    新制度はある程度の広域で支え安定運営が可能になります。

    若い人の未来に対しても高齢者にも安心してもらえる持続可能な制度にか改革するのが目的です。

    現在75歳以上の高齢者は約1300万人。
    このうち約1100万人は、これまで個人単位で納めていました。
    残り約200万人は、子供等の被用者保険の扶養家族とのことで負担はありませんでした。

    こうした方々にも新たに負担していただくことで、新制度では、所得に応じた公平な負担となります。
    (但し、緩和措置もあります。)

    全ての世代で負担を分かち合い、増え続ける高齢者の医療費を国民みんなで支えるための仕組みを、
     丁寧に理解をしてもらう事が今…一番大切な事であると思います。

『公益法人改革』

2008年04月17日 | Weblog
      ◎道路関係50公益法人の改革方針が発表されました。

   道路特定財源が支出され不透明な使途が問題となった道路財源支出先の50法人が16法人に絞り込まれるとのことです。

   法人への支出は2010年度までに半分以上削減され、調査研究業務などの民間委託されます。
   駐車場整備推進機構等3法人については解散することになります。

   問題視されたマッサージチェアや健康器具の購入費や広報目的のミュージカル経費などがありますが…

   これらは、道路財源から支出しないと明記されてもいます。

   国交相は3ヶ月、省内幹部の報酬や給与の一部が自主返納もされるとのことです。

  順番は…まず、ムダがあるとするならば徹底的に削減することが最第一であることは誰もが思うことです。

   

『バイオガス化技術実証プラント』

2008年04月16日 | Weblog
    ◎京都市で取り組んでいる『バイオガス化技術実証研究プラント』で現地説明をしていただきました。

  バイオガス化技術は、生ゴミが発電するという、循環型社会の構築の一翼を担う画期的な技術です。

  生ゴミ等を発酵させてガスを取り出し、電力と熱に変換して有効利用します。

  バイオガスは、ガスエンジン発電だけでなく、エネルギー効率の良い燃料電池、自動車の燃料をはじめ、
  多種多様な用途に利用できる可能性があるそうです。

  京都市は、観光産業都市とのことで現在はホテルなどの食品残渣からのバイオガス生成実験がされていました。

  近隣に臭気が漂うこともなく、今後は各地域に身近な施設として『食育』等も学ぶ場の併設など様々な
  検討がなされてもいるとの事でした。

  地球温暖化防止や循環型社会の構築が求められている中で、期待を担う施設・技術に接する貴重な時間となりました。



  

『セーフコミュニティ』

2008年04月15日 | Weblog
   ◎日本でいち早くWHOの認証を受けて『セーフコミュニティ』の活動を継続している亀岡市の視察をさせていただきました。

   事故やけがは、偶然の結果ではなく、予防できるという理念のもと、行政・地域住民、NPO,警察など関係団体等、
   多くの主体的な協働によって市民の全てが健やかで元気に暮らすことができるまちづくりを推進する取り組みが 
   『セーフコミュニティー』です。

  地域の実情を科学の目でチェックして、既存の様々な取り組みを1つに結集して、みんなで進める活動を亀岡市では
  実践しています。

  実施して約1年、まちぐるみでの皆さんの取り組みの“意識改革”が始まっているようです。

  市民の皆さんと行政を含むトータルな取り組み・・・
  とても大切で素晴らしい実践だと思います。
  貴重な実践の勉強をさせていただき感謝です。

『子育て総合支援センター』

2008年04月14日 | Weblog
     ◎高槻市立子育て総合支援センターを視察してきました。

   昨年新しく建設されたまだ新しい3階建ての施設は、公募により『カンガルーの森』との名称が付けられています。

  就学前までの子どもと保護者が遊べる『プレイルーム』『工作室』そして『ベビールーム』。

  様々な講演や親子で学べる講座が開催をされる『学習室』『研修室』
  『クッキングコーナー』『保育室』

  仕事と育児を両立できる環境づくりを目指して市民同士が会員となり、育児の手助けをして欲しい人と育児を手助けしたい人が
  相互援助をする組織の事務局『ファミリー・サポート・センター』も設置をされています。

  また…児童家庭相談所も設けられていて面接相談・電話相談を受け付けてもいます。

  地域で安心して子育て中の親とその子どもが気軽に集える『つどいの広場』については、中学校に1つの割合で設置をされてもいて充実ぶりに驚きました。

  次世代育成支援の行動計画は、わが地域にもありますが、非常に実行レベルで学ぶべき点が数多くありました。

『レジ袋』

2008年04月13日 | Weblog
    ◎レジ袋は、原油を原料としたポリエチレンでできています。

   昔は…確かに買い物かごや紙袋でしたが、今は軽くて丈夫なのでこのレジ袋が主流です。

   石油資源を節約すること…
   ゴミを減らすこと…からレジ袋を減らそうとする機運が高まっています。

   杉並区では、小売店が買い物客に配るレジ袋有料化の条例が施行されました。

   年間に1億7000万枚のレジ袋が使用され…
   これは一人当たり年間330枚。

   石油に換算すると18リットルの灯油タンク20万本相当だそうです。

   ごみとして処理をすると年間1億円相当とのことです。

   地域で真剣に環境問題に取り組む事が時代の要請です。



   

『裁判員制度』

2008年04月12日 | Weblog
   ◎裁判員に選ばれる確率は約4100人に一人の割合です。
   
    来年の5月から、国民が参加する新しい刑事裁判法がスタートします。

   裁最高裁によると、裁判員候補者名簿に載る人数は、事件の予想数によって毎年変動しますが
   全国で30万から40万人と見込まれ約4100人に一人の割合です。

   裁判員に選ばれた場合は、仕事を休み、予定を変えてでも決められた刑事裁判に参加する義務が生じます。

   地方議員についても議会が開催されていないかぎり、辞退の理由とはなりません。

   司法に対する国民理解が増進する事や、司法の信頼が向上する事が強調されています。

  先進民主国の中で刑事裁判をプロの裁判官だけに任せているの国は現在日本だけとの事です。

  新たな『義務』が生じるということです。

  これは…これでよいと思いますが…一人ひとりが為す『義務』…
  …様々考えていくきっかけとしたいと思います。

『長寿医療制度』

2008年04月11日 | Weblog
   ◎1日から75歳異常を対象に始まった後期高齢者医療制度。長寿医療制度と呼ばれます。

  本日も市役所の窓口には、大勢の方が確認にお見えになられていました。
  電話での問い合わせも数多くあるとのことで、職員の方々は昼の食事をとる時間もない対応に追われているとのことでした。

  新たな保険証が手元にない方が、医療機関で受診した際、運転免許証や3月までの旧保険証などの提示で年齢確認でえきれば、
  窓口で全額自己負担を求める事がないように厚労省が通知を出したようです。

  大きな制度改革ですので…
  わかりやすく、もう少し時間をかけて周知徹底することも必要であったのではと思えます。