ケンのブログ

日々の雑感や日記

二月六日

2018年02月06日 | 日記
隣町の劇場まで確定申告の書類を提出に行った。
ここで期間内に提出をすませないとさらに離れた街に
提出にいかなければならない。
期限内にできることはしておこうと思って行った。
午前十時位に会場につくと200番台の人の受け付け時間で
僕に渡された札は500番台だった。
300人も待たんとあかんのかと思った。
劇場に向かう途中に劇場から出てきた人をかなり見かけたので
これは混んでいるだろうなとはおもっていたのだけれど
300人待ちとは思ってなかった。
隣町の人口は35万人くらいで田舎の県の県庁所在地位の規模がある。
それは人でごった返すとは思うけれど300人待ちは
ちょっと腹を据えて待たなくてはと思った。
待ち合い用の椅子も全部人が座っている
立って待っていたら足がつってしまうと思い
係りのかたに断った上で床に座って待つことにした。
待っている人を見渡すと年配の人や女性が多い。
サラリーマン風の人はあまりいない。
泣きじゃくる赤ちゃんをあやしているおばあさんもいた。
あやせどあやせどいっこうに泣き止む気配がない。
火がついたように泣いている。
あれだけ泣いてよく体力が持つなと思う。
前ににたようなシチュエーションで大変ですねと
別のおばあさんに声をかけたら三時間泣きづめやったこともあります
と言っておられた。
大変だなと思う。
ちなみに劇場の隣のお宮で毎年春に行われる赤ちゃんの泣き相撲は
泣いた方が勝ちというルールになっている。
泣く子は元気ということで。
テレビなどでは赤ちゃんが泣いてシーンをうまく放送するけれど
実際には行司さんが怖い声を出しても赤ちゃんは
泣かずに引き分けとなることが多い。
本当にこれも行司さん泣かせだなと思うけれど
お母さんがそばについているとなかなか少々のことではなかない子が
多いのも事実。
泣いてほしいときに泣かなくて泣いたらあかんときに泣くのが赤ちゃん。
もういったんむずがったら何をしても逆効果でますます泣き声が大きくなる。
おばあさんは「ママ、もうすぐ来るよ」としきりに声をかけているのだけれど
生後半年くらいではわからないらしい。
おばさんは赤ちゃんをゆすりながらあやしているのだけれど
そのびみょうな振動が母親のそれとは異なるのかもしれない。
あるいはかける声の波動が。
携帯が鳴って家族の人に早くも晩御飯の指示を出しているおばさんもいた。
これとこれを買ってきてまずおとうさんに食べさせて、という具合に。
「もう待ち時間長いからきょうはランチ無理やわ」と電話している人もいた。
これだけ待ち時間が長くても係員に詰め寄る人はいないので
やはり日本は基本的に治安のいい国だなと思う。
午後二時頃約四時間待ってやっと順番がきた。
手書きにしますかe-Taxにしますかと問われたので
どちらが早いですかというと、どちらも待っている人が多いです
とのことだった。
自分で確かめなければと思い順番待ちの人の数を見たらe-Taxの方が
少なかった。それでe-Taxを選択した。
僕はパソコンはいま使わないけれど、キーボードの入力はわりに
できるので、係りの人は僕がパソコンできると思ったのかもしれない
最初の取っ掛かりだけを説明してたの人のフォローにいってしまった。
僕は要領を得ずにやっているうちに画面が消えてしまった。
画面が消えました、と先程の係りの人に言うと
「どこかさわりましたか」とおっしゃった。
「さわったと思います」と僕は言った。
「どこをさわったんですか」と係りの人は言った。
「それがわからないからいまこういう状態になっています」と僕は言った。
係りの人は慌ててパソコンに詳しい人を呼びに行った。
そこから先は税務の相談に行っているのかパソコンの使い方を
教わりに行っているのかわからなくなってしまった。
係りの人も税務のことはそっちのけでとにかく
パソコントラブルを解決しなければというモードになってしまった。
パソコンの画面が戻ってからは自分で工夫してなんとかしたけれど
これでは何のために劇場まできたのかわからない。
最近、留守電や自動音声、パソコンによる申請など
機械が間に介在すると他者とのコミュニケーションが
ぎこちなくなってしまう自分がいるような気がする。