ケンのブログ

日々の雑感や日記

二月十四日

2018年02月14日 | 日記
今日はバレンタインデーということだけれどあまりピンとこない。
晴れの天気でけっこう暖かい感じがする。少なくとも昼間は二月に
入ってから一番暖かいのではないかと思うほどだ。
大阪きたのターミナルに来てターミナルから一本南の大道沿いの
喫茶店に入る。
左の男の人はノートパソコンを広げていて仕事をしておられる。
電話もスマホのハンズフリーの機能を使ってしておられ
新しい店舗をどこにするか話し合っておられるというか
そのかたの考えをのべておられる。
話の内容からすると郊外に店舗を出したいと考えておられるようだ。
そういえばここは大阪でも有数のオフィス街だなと思う。
回りを見るといろんな会社がある。あるビルには婚カツパーティーを
営む会社が複数入っている。
同業者が同じビルに入っているとエレベーターで顔を会わせたときに
気まずいのではないかとよけいなことを考えてしまう。
ここは中之島に近く大阪でも最高の場所のひとつだなと思う。
井上靖の小説に大阪のこの地域に戦後次々とやみ市や
バラック建ての仮店舗ができていく様が描かれている場面が
ある。そんなことをふと心に思い浮かべた。
戦争と言っても日本にとってはずいぶん遠い昔になったような気がする。
喉元過ぎた頃にということにならないように気を付けないとと思う。
ガンジーのように無抵抗、非暴力ということに徹すれば
戦争になる可能性は低いと思うけれど
世界中の人がなかなかそういう気持ちになれないから
みんな苦労していると思う。
続いて入ってきたおばさん二人は過去に行った旅行の話、独立した子供の
話、子ともにどこまでお金を出しているか、そんなはなしをしていて
それから人間ドックの話になった。
人間ドックももちろん受けたければそうするべきだけれど
下手をすると見つからなくてもいい病気が見つかって
治療するのが逆にしんどくなりかねないという昨今でもあるとおもう。
できるだけ自分のからだの声に自分の直感をかたむけるようにしたいとは
思う。金光さんは食べ物でもここがちょうどよいと思ったときが
食べるのをやめるとき、それをもう少し、もう少しと我食いをするから
それが病気のもとになるという主旨のことをいっている。
そういう考え方を僕はできるだけ大切にしたいと思う。
あるかたが義理チョコやめようという話になって
そんなん義理やなかったら渡さへんやんと言っていたけれど
そういう理屈もなんだかわかるような気がする。
バレンタインデーって僕が中一くらいの頃に降ってわいたような
気がする。
チョコレートをもらえないものにとっては因果な日だと中学生の
頃には思っていた。
だいたい、もらう子はたくさんもらう、もらえない子はまったく
もらえないというその子のモテ度が明らかになるわびしい日だった。
イエスの言葉に持てるものはますます与えられいよいよ豊かになり
持たざるものはあるものまでとりあげられてますます貧しくなる
という主旨のものがあるけれど、そういう言葉のもつ深い意味を
ちょっとしたことをきっかけに考えることがある。