ケンのブログ

日々の雑感や日記

感染したら少し休んでまた出ておいで

2020年12月19日 | 日記
僕が読んでいるいる全国紙に コロナ 年末年始を乗り切るには というタイトルで要するにコロナに関してどういうことに気をつけたらいいかどういう対策を取るべきがということが書いてある。

記事は、東大医科学研究所の教授の方、そして都立駒込病院感染症科部長の方、そして日本水商売協会代表理事の甲賀香織さんの三方を新聞社の医療部が取材し、記事にまとめたものになっている。

記事を読んでいると、東大教授の方の話が最も抽象的で、日本水商売協会代表理事の甲賀香織さんの話が最も具体的で活き活きしているように僕には思える。

もちろん、物事を抽象的に捉えるということは大切なことで、具体論だけでは知識の体系性やまとまりに欠けてしまうことは事実である。

しかし、一個人の立場としてコロナの対策として何をすればよいのかということに関しては、やはり甲賀香織さんの具体的で活き活きとした話が最も役に立つように思う。

日本水商売協会代表理事の甲賀香織さんは僕なりに要約するとコロナの問題と対策に対して次のようなことを述べておられる。

“”
歓楽街では、陽性になると店に迷惑がかかると言って、PCR検査を受けない人も多い。「感染イコール悪」と位置づけられるからだ。

インフルエンザと同様に、「感染したら少し休んで、また出勤しておいで」という温かい対応が当然にならないと感染拡大は抑えられない。誰もが検査を受けやすくなる環境づくりが大切だ。

ビニールのカーテンで内部を仕切っている店もあるが換気は逆に悪くなるのではないか。飛沫防止や接触感染防止など、数ある対策のうち何を優先すべきか、根拠となるデータとともに具体的に示してほしい。

私は常に自分が無症状の感染者である可能性を意識して、検温、マスク着用、手洗い、アルコール消毒を徹底し、各店舗にも進めている。“”

今までコロナの対策について書かれたものをいろいろ読んだけれど、この甲賀香織さんの指摘が僕にとっては最も的を射ていて、また、現段階で現実的に取りうる対策として最善のものに思える。

特にビニールのカーテンをしているのは、大資本系列の店が多く、個人経営レベルの店はそういうことはしていないケースが多いように僕は思う。

お金はトレーの上で受け渡しとか面倒なことしているのも大資本系列の店が多い。

大資本の上層部にいる人は、そういう司令を下すのだろうけれど、本当に現場レベルのはなしになると、ビニールのカーテンを設置したり、飲食店のカウンターをアクリル板で仕切るのは、換気も悪くなろうし、そのビニールやアクリル板にコロナのウイルスが付着したら、そこから接触感染につながらないのかという不安が僕にはある。

見た目も僕には不潔に思えるし、、。

後ろで人が待っているのにお金をトレーに入れて受け渡ししてみんながイラつくのに耐えるしんどさはレジにたった人にしかわからないと思う。

“”インフルエンザと同様に「感染したら少し休んで、また出勤しておいで」という温かい対応が当然にならないと感染は抑えられない“”という甲賀香織さんの指摘はまさにそのとおりではないかと思う。

そして、どうして、そうならないのか、とも思う。

各方面の専門家の方には、休んで治ったら出ておいでという対応が当然になるようなエビデンスを集めてそのような情報を発信してほしいと思うのだけれど。

あそこでコロナが発生して、こんな差別が起きて、云々という報道ばかりでは、恐怖をあおるだけでそのような状態では感染、ひいてはコロナ騒動はいつまでたっても終わらないように思う。

一体どうなっているんだ

2020年12月19日 | 日記
僕はテレビを見ないので知らなかったのだけれど、聞くところによるとテレビでは政府は5人以上の会食は慎むようにと国民に呼びかけているのに菅首相はじめ自分たちは8人という5人を大幅に超える人数で食事をした。

言っていることとやっていることが違う。

というようなことが話題になっているらしい。

そう言われてみてネットの動画を見ているとそういう報道をするテレビのニュースがアップされている。

女性アナウンサーが、深刻な口調で大人数で会食をしました。とアナウンスしている。

それで、その会食から出てきた人を立ち話で取材した映像を見ると、その焼き肉店だかステーキ屋さんだかは、高級車が複数台横付けできるような広さであるように見える。

8人で会食と言っても、そこは、僕たちが行くような、雑居ビルを狭いエレベーターで上の階まで登っていって、4人が畳三畳にも満たないような、隣の部屋の声がまる聞こえの狭い個室に詰め込まれて、隣に座った人の背広の裾をお尻で踏んづけてしまうような個室居酒屋、あるいは個室焼肉店とは、広さや建物の構造も桁違いのものであるようだ。

私達一般人が4人で行く個室焼肉店よりも、政府高官が行った8人での会食のほうが密の度合いは低かった可能性は極めて高いように想像する。

ただ単に人数だけを問題にして、街ゆく人を街頭インタビューして「人には5人以上は、あかん言っといて、自分たちは行くなんて、やっていることと言っていることがちがう、笑うしかないよね」と言っている映像を見せて、ニュースのストーリー性を盛り上げても、なんかテレビやネットのニュースが子供の喧嘩レベルのことを煽りててているように思えなくもない。

かと言って、政府高官のことを容認するようなことを、堂々と言って、もし自分がコロナになったら笑いものになるだけだし、本当に今はみんな辛いところだと思う。

飲食店にはアクリル板を設置するようにという呼びかけもあるらしいけれど、
3日前に、駅で立ち食いそばを食べたら、そこのカウンターのアクリル板には、急いでそばを食べていく人のおつゆが飛んでいて、アクリル板のその部分は茶色く染まっていた。

おつゆが飛んだのは茶色く染まって目に見えるから、ああ、アクリル板には触れないように気をつけなければ茶色いおつゆがそでについてしまう、と気をつけるけれど、コロナのウイルスがアクリル板にとんでも茶色く染まるわけではないから、安全だとアクリル板に触れたら一体どうなるのだろう、、、。

また、立ち食いそばでは、アクリル板相互の距離が狭いから、ちょっと肘を張って食べるクセのある人だと、アクリル板に肘が触れて、それが倒れることもある。

一昨日入った牛丼の店にもアクリル板がしてあり、アクリル板ごしにしょうがを取らなければならないような位置関係になっていた。

やはり、アクリル板の下の方に紅生姜の紅い液がちょっと付着していた。紅生姜の液は付着すると目に見えるから気をつけるけれど、コロナのウイルスは目に見えないから、アクリル板だから安全と思っていたら大変なことになりかねない。

それにアクリル板越しに生姜に手を伸ばすと、そのアクリル板の向こうで牛丼を食べているおじさんがイラッとすることもある。

そういうストレスでコロナへの抵抗力が落ちるということはないのか。ストレスは身体の抵抗力を落とすとどこかに書いてあった気がするけれど、、、。

この寒いのに電車は窓をあけて走りみんなの体は縮こまっている。

その寒さでコロナ以外の持病が悪化する人も出てくるのでないか。

そもそも寒い電車に乗るのが恐怖で会社にいけなくなったりする人が出てくるかもしれないし、、、。

冷え性の人にそういうことが現れる可能性があることは、ある程度、素人にも想像できるように思うのだけれど。

ベートーベンの交響曲第9番「合唱」は合唱団がマスクをつけて歌うので、喜びの歌が陰にこもった響きになり、陰気な歌に変化してしまって、作曲者ベートーベンが意図したのとはおそらく別の音楽になってしまっている。

こんなことしてまでベートーベンを演奏する必要があるのかと思ってしまう。

本当に一体何がどうなっているのかまるでわからないこの状況、なんとか無事に脱することができるようにとそれをひたすら祈っている。