ケンのブログ

日々の雑感や日記

わからない世の中

2020年12月23日 | 日記
今日、12月23日は天皇誕生日で祝日とばかり思っていたら、平日ということで、やはり時代は令和に変わったんだなあと改めて思う。

菅総理大臣になってから、脱炭素の問題と、それに付随してと言うかそれとセットのような形で、海上風力発電の話も盛んに出てくるようになったように思う。

脱炭素ということで二酸化炭素が悪者で、海上の風力発電は再生可能エネルギー、自然エネルギーなどどいかにも良いものであるかのようなネーミングになっている。

しかし、海上風力発電の羽の直径は100メートルにも達するとどこかに書いてあった。

そんな大きな羽をブンブン海上でぶん回すためにはその遠心力に耐えられるようなポールを建てなければならない。

そのためには、しかるべき深さの穴を海底に掘らなければならないだろう。そんなに深い穴を海底にほって100メートルあまりの直径の羽を海上でブンブン、ぶん回したら振動で、魚が逃げていったりしないか。

まあ、逃げていく可能性が高いと思うのが素人の普通の感覚であるように思う。

専門家の方は本当に大丈夫と思っているのだろうか。

こういう話が急に表に出てくるようになると少々やりかたがあらっぽくても炭素削減のパリ協定なんてくそくらえと言っていたトランプ大統領が懐かしい気がする。(今からなつかしいというのはまだ早いけれど)

僕は政治学的な知識には疎いのだけれど、素人なりの直感で、菅政権になってから、官僚や、産業界の人が温めていた考え方が、顕著に表に出てきて、言ってみれば急に官僚主導の政策になってきているような気がする。

本当に、コロナのことも含めて、そして海上で大きな羽をぶん回す、海上での風力発電を自然エネルギー、再生可能エネルギーの名のもとに推進して、二酸化炭素を多くだす会社には重課税をするという話も出てきて、こんなことで本当にいいのだろうかという思いがこみ上げてきた。

なんか世の中全体が、そして世の中の上に立つ人が、もう時代の流れに乗り遅れないことに精一杯で、様々なことに対する安全性、確実性というのを考える余裕がなくなってきていて、その意味でとても無責任になっているように感じる。

そしてそういう現状が一種のアナーキー状態を生み出しているようにも思える。

コロナも科学的にはなかなか解明のつかないことだし、地球温暖化が二酸化炭素のせいというのも本当に科学的に真であると言えるのか、もうこれは規模が大きすぎる話でちょっとわからないなと思う。

なんとかその中でも無事に過ごせるようにと願っている。