100円ショップで来年のカレンダーを見つける。
考えてみればもう今年も3ヶ月あまり、早いなと思う。
新聞でパラリンピックの車椅子の選手の写真を眺める。
上体はすごい筋肉なのに、足はすごく細い。
人間の身体って状況に応じて、かなり変化するんだなと思う。
ということは、日々良い状況を作っていれば身体も良い方向に変化していくということなのだろうか。
きっとそうだと思う。
言うのは簡単だけれど、実行するのはなかなか、、、。
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地方紙のコラムにこんな記述がある。
“”「ファンクラブの選考ではずれて、公式サイトの選考でもはずれて、プレイガイドでもはずれて、一般発売でやっと取れた」ドラマ「推しの王子様」で、ある俳優を熱烈に応援する女性がミュージカルのチケットを全日程分押さえ、発した言葉である。“”
このコラムはコロナワクチンの予約も以前に比べるととりやすくなったのではないかという可能性を示唆する内容で前フリにこのチケットの話が使われている。
本当に、ありがちな話だな。
ネットでチケットをみんな買うようになってから、こういうパターンがとても多くなったような気がする。
僕も、ちけっとぴあで働いたことがあるわけでなし、業界の中身を知っているわけではない。
けれど、なんとなくいつも体験していることから勘で判断すると、もちろん、先行発売にどの程度チケットを割り振るかということもあるけれど、ネットでチケットを押さえても、入金しない人もいるので、そのようなチケットも一般発売に回る結果、結局一般発売で取れるということも多いのではないかと思う。
ネットってとりあえず押さえるだけ押さえるということば、電話や対面よりもしやすいので、こういうことが起こりやすいと思う。
特に、対面で予約して、入金しないと、そこになにかの気まずさが生まれるのが通常だけれど、ネット予約はそういう気まずさがほとんどないので、、、、。
なので、特に都会では、ネットでも電話でもお店を予約して、お店が定めた時間を経過すると予約が自動でキャンセルになるしくみをとりいれているところも多い。
時間に遅れると、店員の方に、「時間に遅れたのでキャンセルになりました」とあまりにもあっさりと言われるので、ガクッときたこともある。
本当に、ネットの普及が人間関係のあり方や人間の心にも様々な影響を及ぼしていると思う。
例えば昔、大平正芳さんがテレビ番組に出ていて、当時の社会党の委員長(名前は忘れてしまったけれど)から、「自民党は今や4割の得票数しかないんですよ」と突っ込まれると「まあ、そうですが、社会党さんはその半分にも満たないことをお忘れなく」とあのアーウーの大平さんの口調で言っていた。
※若い人はしらないと思うけれど大平正芳さんは慎重に発言するため発言にアーウーと言ってことばをつなげることが多くてアーウーの大平さんと言われていた。
「あー この問題に関しましては、うー 熟慮いたしまして・・・・」という感じ。
福田赳夫さんは総裁選挙で大平正芳さんに負けた時、口をへの字にまげて「天の声にもたまに変なのがある」と言ったような記憶がある。
田中角栄さんなどは「皆さん、そんな社会党がいうような、丸腰防衛ではだめですよ」とか平気で言っていたような気がする。
政治家のそういうちょっと面白い発言が少なくなってしまったのも、下手なこと話すとネットで何書かれるかわからないといのもきっと大きいような気がする。
時代は変わるなあと思う。
それはともかく、いちにち いちにち 無事で過ごせますようにそれを第一に願っていきたい。