ケンのブログ

日々の雑感や日記

二度目の請求書

2021年09月22日 | 日記
国民健康保険料をいろんなどさくさで収め忘れていて、督促状兼払込票が自治体から送ってきた。

それも、しばらく忘れていて、督促状に書かれた納付期限も二週間ほど過ぎてしまった。

これは、まずいと思い市役所に電話で問い合わせると、納付期限を過ぎているのでコンビニでの支払いは不可、しかし、金融機関なら大丈夫との回答を得る。

それで、地方銀行へ。

番号を呼ばれて、カウンターへ

銀行員の女性は督促状を入念に見て
「これは二度目の請求書ですね」と言った。

「はい、そうです」と僕。

督促状です と言おうと一瞬思ったけれど、せっかく「二度目の請求書」と気を使って言ってくださっているので僕も はい、そうです と言った。


「これが発生するかどうか確かめます」と銀行員の方は督促状の小さい文字を指さして言う。

字が小さいのでコレって何かわからない。

ただ、銀行員の方が2回位コレが発生と繰り返された時、なんとなく、ああ、督促状の納付期限もすぎているので、遅滞金のことだなと状況的にわかった。

「ああ、字が見えなかったのでわからなかったですが、今、おっしゃることの意味がわかりました」と僕は言った。

すると銀行員の方は「では、(遅滞金が)発生するか市役所に問い合わせるのでこの番号札でしばらくお待ち下さい」と言って8番の番号札を僕に渡してくださった。

まあ、遅滞金が発生するかどうかって、大阪でも同じケースで銀行にいったことあるけれど、基本的に銀行員の方は督促状に書いてある金額を機械的に処理するという感覚で、銀行員が市役所に問い合わせというのは経験したことがない。

地方銀行だな、しかも田舎の地方銀行だなと思った。

そんなことを思ってぼーっとしていたら銀行員の方が僕の方を向いて「番号8番の方」と呼ばっている。

そうか、8番僕やったと思い出した。

「ボーッとしてたわ」と小声で独り言、いいながらカウンターへ。

銀行員の方は「遅滞金はありませんでした」と言って、督促状に書かれた額面で処理してくださった。

まあ、丁寧といえば丁寧、まどろっこしいといえば、まどろっこしいと思う。

自分でも市役所に問い合わせて、コンビニはダメだけれど、金融機関は大丈夫と言われているのだから、大丈夫と思ったけれど、まあ、僕も慎重を期してそのことは黙っていた。

こういう田舎式の丁寧さが逆に都会の感覚だとトラブルを生むことがある。

要するに、自分でも市役所に問い合わせたんやから、二度手間で時間を取らせるなというトラブルが都会では発生しやすいということだ。

大阪の感覚がまだ抜けきらないでいると、こういう田舎の丁寧さが嬉しくもあり、またカルチャーショックだったりもする。

少しずつ慣れていきたいと思う。

それはともかく いちにち いちにち 無事に過ごせますように、それを第一に願っていきたい。