敬老の日にちなんで、今日の新聞に65歳以上の人口が過去最多の3640万人になったと出ている。
総人口の29.1%と出ている。
国民の3人に1人近くが65歳以上かと思うと愕然とする。
団塊ジュニアの世代が65歳になる2040年にはこの数値は35.3%になる見込みと書いてある。
それは、こんな人口構成では、経済も立ち行かなるはずだと思う。
それに、コロナ。
ワクチンもできるだけ多くの人に打ってもらうという政策が模索されるのも経済ゆえと思えてくる。
経済が立ち行かなくなればコロナでしんどい目をする人よりも経済でしんどい目をする人のほうが多くなるのかも知れない。
イタリアでは労働者に接種を義務付ける政策が実施されると新聞に出ている。
もはや、接種を義務付け、あるいは、半ば義務付けという国も欧米にはあるようだ。
ただ、イタリアはルネサンスの国であると同時にファシズムが起きた国でもあるので、イタリアがやっている政策だから日本でやっても、ということにはならないような気もするのだけれど、、、。
イスラエルでは2回接種の効果が薄れてきて、3回め接種をしないとワクチン証明書が無効になる動きだと出ている。
イスラエルは、パレスチナとの戦争がたえない国だから、ちょっと事情がことなるかも知れないけれど、あまり、強制ということをしていたら、3回目も義務、となって、ワクチンを投与し続けなければならないことになるのか、、、。
本当に心配しだすときりがなくなってしまう。
すべてが僕の取り越し苦労であることを祈るばかりだ。
コロナからまた人口の話に戻るけれど、高齢者の人口が増えたので社会保障が支えきれず70歳まで企業は労働者を雇用することが努力義務と新聞に書いてある。
他方で男の健康寿命(寝たきりや認知症にならずに生きられる寿命)は72.14歳(2016年)と出ている。
要するに70歳まで働くというのは健康寿命ギリギリまで働くということか、仕事をやめたらあとは2年くらいしか健康寿命はない。
と統計どおりに考えるとそれもわびしいし、、、。
これだけ、みんなが高齢になってからも働くと、僕のように早めに仕事の一線から退いてしまった者は申し訳なさを感じることもあるし、、、。
これでは若い人も何に希望をもったらいいのか、わかりずらい世の中と感じる。
もう、このような状況になってくると本当に人類が生き延びられるのかどうかも怪しいと考える人もでてくるだろう、というか、僕自身も本当にそのように考えることもある。
ノアの大洪水のような時代かも知れないと、、、。
そんな中、なんとか心のよりどころ、心の支えを自分なりに見つけていきたいとは思う。
そんなことをあれこれ考えていたら、今日テレビに出ていた松任谷由実さんのANNIVERSARYという歌の歌詞のこんな一節が心に浮かんだ。
“”今はわかるの 苦い日々の意味が
ひたむきならば やさしいきのうになる“”
ひたむきでいられればいいなと思う。できればやさしいきのうになることを夢見ながら、、、。
それはともかく、いちにち いちにち 無事にすごせますように、それを第一に願っていきたい。