たままま生活

子育ての間にこっそりおでかけ・手作り・韓国語・・・。
多趣味な毎日を紹介します。

こんな韓国語を。

2012-03-15 21:29:26 | 韓国語
知人からもらったメール。


꽃샘추위 속에서도 볕이 좋아서 호수가를 반 시간 남짓 걷고 왔습니다.

버드나무 아래에서 오리들이 옹기종기 모여 있더군요. 추위 고생 끝났다는 표정들이었습니다.

花冷えの中でも日差しがよくて、湖にそって30分ほど歩いてきました。
柳の木の下に鴨たちが不揃いに集まっていましたよ。
苦労した寒さも終わってやれやれという表情でした。


こういう韓国語が書けるようになりたいです。

『世界の果ての恋人』 キム・ヨンス

2012-03-14 23:14:37 | 韓国文学
"세계의 끝 여자친구" 김연수

읽어봐도 읽어봐도 따라가기 힘든 속도로 새 소설을 발표하는 김연수의 단/중편 소설집.


とってもきれいな本です。
実際はもう少しサーモンピンク。

다작으로 좋은 점은 작가가 가지고 있는 문제 의식이랄까 그런 주제가 단행본에서 환히 보일 수 있는 점이다.

"나는 유령작가다"의 주제가 "나는 누구냐?"였다고 하면, 이번의 주제는 "언어와 소통"이 아닐까.

"케이케이의 이름을 불러봤어" 에 등장하는 인물들은 미국인(?) 여성 작가와 한국인 남자유학생, 그리고 한국인 여자통역사, 그녀의 남편와 아이.
작가는 한때 사랑했던 유학생을, 통역사는 아이를 잃었고 그 상처를 안은 채 살아있는 설정이다.

"당신들이 모두 서른 살이 되었을 때"에는 한국인 여자와, 오사카에서 태어난 그녀의 사촌인 교포남자, 그의 약혼자인 일본 여자, 그리고 한국인 여자의 옛남자친구가 나온다.
교포인 사촌은 한국어가 부족하고 서툴다.그 약혼자는 한국어를 하나도 못한다.

런 언어가 통하지 못하는 답답함은 독자들과의 공감대를 형성한다.
근데 작가가 던지는 질문은
"그럼 말만 통하면 우리는 정말로 이해하고 소통할 수 있을까?"다.

같은 언어로 살고 있다해도 소통 못하고 이해하지 못한다는 것을 인정할 수 빢에 없고, 그건 슬프고 실망스러운 현실이지.
하지만 오히려 말을 통하지 않아도 소통할 경우가 있다는 것도 우리는 알고 있다. 이건 위안이 될 수 있을까.

부부간의 소통은 남의 일 아니고 더 현실적이고 많이 생각하게 만든 점이 있다.
응...그나마 이해하고 있는데 우리 부부는.

부부간의 소통이 모자라서 이혼한다는 모티프를 많이 본 것 같은데 혹시 김연수작가는 이혼했나? (난 작가가 결혼 했는지 조차 모르지만 )

마지막에 실려 있는 중편"달로 간 코미디언"는 언어 말고 시각장애를 다루는 이야기다.
남녀 연인간 관계부터 시작하고 여자친구의 사라진 아버지의 비밀으로 이어간다.
사랑하는 사람을 잃어버릴까 하는 두려움이와, 눈이 멀어가는 절망이 그려져 있는데,읽고보면 멀어가는 눈으로 보던 그 풍경이 이상하게도 선하게 떠올랐고 인상깊다.

언어와 소통의 관계에서도 그렇듯이, 눈이 멀어가고 가족을 버린다는 비극속에서도 아버지는 코미디언으로 사람을 웃겨주어야 한다. 그런 역설적인 상황에서
김연수 작가 특유한 슬슬함을 마음껏 만끽할 수 있다.

추리소설이 아니지만 수수께끼를 풀어가는 재미도 있으니까 그 쪽 친구들에게도 추천한다.


『世界の果ての恋人』キム・ヨンス著
読んでも読んでも追いつかないスピードで小説を書き続けるキム・ヨンス作家の短・中編小説集。

多作で良いところは、作者の持っている問題意識というか小説の主題が単行本でもはっきりとみえるところ。
『僕は幽霊作家』のテーマが“私は誰か?”だったとしたら、今回の主題は“言語と疎通”当たりでしょう。

『ケイケイの名前を読んでみた』に登場する人物はアメリカ人(?)の女性作家と、若い韓国の男性留学生、韓国人の女性通訳者。作家はかつて愛した留学生を、通訳者は子供を亡くし、心に傷を負ったまま生きているという設定です。

『あなたたちがみんな30歳になるとき』には、韓国人の女性と、大阪で生まれた彼女のいとこの在日の男性、その婚約者の女性、韓国人女性のもとの恋人(男性)が登場します。
いとこの男性の韓国語は、不十分で年上の自分にタメ口です。婚約者は韓国語がまったくわかりません。

言葉の通じないときのもどかしさが、読者にある種の共感をもたらすのですが、そこで作家が投げかける質問は
「では言葉が通じれば私たちはちゃんと理解しあい意思疎通ができるのか?」です。

同じ言葉をしゃべって暮らしているといっても、分かり合えないこともあることは認めるほかないでしょう。悲しいかなそれが現実です。
しかし、むしろ言葉が通じなくても心が通じることもある、と私たちは知っています。
それは慰めになるでしょうか?

夫婦間の意思疎通、は他人事でなく現実的で考えさせられました。
ま、うちはちゃんと通じてると思うんですけど。

夫婦が分かり合えなくて結局別れてしまうというのは、よく出てくるんですけど、
キム・ヨンス作家って離婚歴あり?(結婚歴があるかもしらんけど)

最後に載っている中編『月に行ったコメディアン』は言葉ではなく、視覚障害を扱った話です。恋人関係の話から、彼女の失踪した父親の秘密につながっていきます。
愛する人を失ってしまうかもしれないという怖さと、目が見えなくなる絶望感が描かれていますが、読んでいると見えなくなっていく目で見た風景が、不思議にぱぁっと目の前に広がって印象的です。

言葉と疎通の関係が逆説的であるように、失明しつつあり家族を捨てるという悲劇の中で、コメディアンとして人を笑わせなければいけない、そんな逆説的な状況でキム・ヨンス特有の物悲しい感じを思いっきり満喫できます。

推理小説まではいきませんが、謎解きの要素があって、そちらのファンの海さんにも楽しウ読んでいただけるのでは?と。

k-will+ジョン・パク@午後の希望曲

2012-03-11 12:29:07 | 韓国ラジオ・テレビ・映画


スーパースターK出身の期待の新人、ジョン・パクとk-willをゲストに迎えた水曜日。

ジョン・パクは、アメリカ育ちなので音楽もなんだか洋楽みたいです。
調べてみたら、歌も上手で話題性もあって、
スタイルがいいのでモデルやグラビアもこなしているみたいですね~。
화성:裏声がきれいで有名なんだけど、しゃべる声もいいです。
k-willちょっと黙っていてほしい・・・・。(←もちろん、willにも愛情はあるんですよ)

k-willは昔からの仲良しでおしゃべりが弾むので、なんというか、
「歌を歌え!歌を!!!」。

今回もね、k-willで1時間、ジョン・パクで1時間できたと思うのよ。

午後の希望曲って時間帯がいいのか、ゲストがひきもきらず。
週1では足りずに、別の曜日に「いきなり招待席」をやったり、ゲストが二人だったりします。


そんなジョン・パクの素敵なライブと、k-willの見事な司会っぷりと(ゲストなのに)、
sweet sorrowも加わった奇跡のアカペラまで、音源はこちらから。
(3月18日まで。最後30分以上空白です。)


よろしくね!

『ソンテ マンテ プリブンテ』 チョン・ソンテ

2012-03-11 11:57:33 | 韓国文学

『망태 성태 부리붕태』 전성태.
재미있다! 그리고 어쩌다 충격적이기도 하다.



1969년에 태어난 전성태 작가는 난 우리 또래라고 여긴다. 근데 그 작가의 유년 이야기를 읽다보니 마치 우리 할머니 할아버지 세대 같기만 하다.
지금, 2012년 서울과 2012년 도쿄는 거의 같은 생활을 지내고 있다.
근데 1970년대 전남 고흥과 1970년대 시주오카의 생활은 달라도 너무 다르다.
동네에 전기 들어온 날을 기억한다는 작가는 마치 100년 살아온 사람 같다.

전 작가의 소설을 읽고 이 책을 읽어보면 그 소설이 바탕으로 한 실체험을 찾는 재미도 있다.
작한 애독자인(?) 나는 『염전』글을 읽고『여자 이발사』의 한 글귀를 생각나고
『선물』을 읽고 『누구 내 구두 못 봤소?』란 소설을 생각 난다. 『선물』이란 글은 선물 받은 운동화를 누가 몰래 신고가벌였다는 이야기인데, 재미있는건 전 작가는 아직 그 사건의 범인을 용서 못하고 있는 모양이라 ( 이 자리를 빌려 내 운동화를 신고 간 사람에게 전하고 싶다. 남의 신발을 신는 것은 남의 팬티를 입는 것이나 다름없다!) 라고 적어 있는 것이다.

이제 당분간 산문을 안 쓰겠다고 하지만 그런 글도 많이 읽어보고 싶다.
(아니, 그전에 새로은 소설도 읽고 싶다...)

『ソンテ マンテ プリブンテ』 チョン・ソンテ著
チョウン・センガク社のHPに連載されたエッセイをまとめた散文集。
おもしろ~い!そしてなんだか衝撃的。

1969年生まれのチョン・ソンテ作家のことを私は同時代の作家​だと思っているけど、作家の子供時代の話を読んでいるまるでと私のおじいさん、おばあさんの話としか思えません。
今、2012年のソウルと東京はそんなに変わらないけど、197​0年代の全羅南道、高興と静岡の生活はあまりにも違います。
韓国の近代化は画一的なものではなく、作家も書いていますが、特​に全羅道は政治的にも開発が後回しにされた地域です。ちなみに私​の幼少時代は『ちびまる子ちゃん』そのもの。
村に電気が来た日を覚えている、という作家は100年生きた人みたいに感じます。

作家の小説と読み比べてみると小説のもとになった実体験はこれか​~!と見つける楽しみもあります。
真面目な愛読者の私は『12の穴に日が昇る(塩田の話)』を読み​『女理髪師』のある下りを思い出し、『プレゼント』を読んで『誰​か俺の靴見んかったか?』を思い出しました。『プレゼント』はプ​レゼントにもらったスニーカーを誰かがこっそり履いて行ってしまったという話ですが、面白いのは、作家はまだその事件の犯人を許​せないらしく、
(この場を借りて私の靴を履いていった人に伝えたい。他人の靴を​履く行為は他人のパンツを穿くのと同じだ!)とわざわざかいてあるんです。

短いものは見開き2ページで完結していて、読みやすいです。
「古き良き韓国」は日本人が読んでも韓国人が読んでもなんだか懐かしい気持ちになりそうです。

日本の図書館で借りるのは望み薄ですが、
不思議な味のあるイラストも多く、きれいなカラー版の本なので手元においてぱらぱら読むのにお勧めですよ。

歌舞伎にいきました。

2012-03-08 18:46:38 | うちのこと
日本語学校の課外授業で歌舞伎を見に行きました。

連れて行く私も実は初めて・・・という。


国立劇場の大きさにびっくりしたり、

「先生~、お年寄りしかいません><」とか

「先生~、着物着物!」とか、始まる前からカルチャーショック。


芝居が始まり、

「よお、成田屋!!」と声がかかるたびにびくっとしたり、

女形を見ては

「先生~、あの人男なんでしょう? 女にしか見えません」と感心したり。



「先生~、何と言っているかぜんぜんわかりません~><」と泣きが入りましたが、

「私も60%しかわかってないですよ~」となだめつつ、みました。


休憩時間の長さ(一幕終わって35分休憩)にもびっくりですが、

全体的にセリフも長く、お客様ものんびりしていて

「これがもともとの日本人の時間なのかもね~」などと話しました。


ロビーでは今回の演目「一谷嫩軍記」(いちのたにふたばぐんき) の主人公、
熊谷次郎直実のゆかりの地ということで、熊谷市の物産販売がありました。
漠然と「埼玉のお菓子」と思っていた五家宝って熊谷のお菓子なんですね。
子供が好きなので買ってきました。

J-Cera サラン市 告白区 幸福洞

2012-03-05 21:39:50 | うちのこと
J-Cera [MV HD ENG SUB]


사랑시 고백구 행복동 という、とってもかわいらしいタイトルの歌。


ラジオでもばんばんかかっているのですが、スイートさんこの歌大好きなのよね。

で、いつも コヤン市XXX区XXX洞、ソンウジンが住むところ~♪
と替え歌。

有名人だと思うんだけど、プライバシーとかだいじょぶか?とつっこみつつ、

だからと言って住所聞き取って会いに行こうとは思わないし。

ま、大丈夫なのでしょう。