8枚の花びらをもつコスモスのいつでも「きらい」で終わる占い
これは、俵万智さんの作。きらいからはじめれば、好きで終わるのに、好きからはじめたい花占い。可愛い女心を歌っていますね。
コスモスなどやさしく吹けば死ねないよ
この歌は、万智さんの歌の半世紀前に、異色の俳人、鈴木しづ子さんがつくられたもの。29歳で相愛だった黒人の愛人の兵士が戦死した後、自殺したと伝えられる。
コスモスは優しくて強いと思う。風にユラユラと揺れてる様を見るとコスモスが微笑んでいるような気がする。
昨年、そんなコスモスの花で庭を一杯にしようと思いついた。
田舎に帰った時、道にこぼれ種で育った苗があったので、家に持ち帰って植えた。6月、7月と苗はスクスクと順調に育って、青々とした葉が目にまぶしいくらいだった。
秋には友達をよんで、庭で紅茶とケーキでコスモス鑑賞会なるものをしようと夢は膨らんだ。(そんな事ができるほど広くない)
が、9月になって、葉が枯れだした。まだ、つぼみもついていないのに。
結局コスモスを見ながらのティーパーティーなんて夢の又夢。残ったのはチリチリに枯れた葉と背だけ伸びている茎だけ。
「手に取るな やはり野に置け すみれ草」
という言葉を思い出した。
コスモスもすみれと同じ。狭い庭より自然が似合うと気が付いた。
人間も同じかも知れない。自分が1番輝ける場所を見つけたい。
今日の私の小さな幸せ
ミュージックフェアーでコブクロの「ここにしか咲かない花」を聞いて感動した事。