昨日で、ひな祭りも終わり、ひな祭り寒波も行き過ぎました。
今日は、ポカポカと小春日和。
仏の里、国東でみ~っけ!
横でたんぽぽもひなたぼっこ。
ひな祭りは5節句の1つ。5節句全部ご存知?
1日遅れの節句のうんちく。
清少納言ちゃんに説明してもらいますね。
枕草子 橋本治著 (河出書房新社)
3月3日だと今の人は菱餅なんかを食べるけどさ、あたし達の時代はね、その日は草餅を食べたの。
3月の3日が草餅で、5月の5日がちまきでって、何月の何日には何を食べるって、そういうのが決まっていたのね。
特別なものを食べる日のことを”節日(せちにち)”って言うんだけどさ、その節日に食べるお供えのことを”節供(せく)””節供(せっく)”って言ったのね。
それが後になって、そういう節供を食べる日のことを”お節供(せっく)”っていうことになったんだけどね。
お節句って知ってるでしょ?
3月3日に5月5日に、7月7日も9月9日もお節句だったのよ。
このお節供を食べる”節日”っていうのがさ、そもそも”季節の替わり目”っていう意味があったのよ。
そろそろ季節が変わるからみんなで栄養のあるものを食べて体力つけましょうねっていう、そういう日だったのよ。
だから特別なお粥や草餅やちまきを食べたのよ。
どうせ不思議な顔すんでしょ?
「お粥のどこに栄養があるんだ?」
って。
どうせそうでしょうよ。
いいもんなんか食べていませんよ、あたし達の時代はァ!!
3月3日、5月5日、7月7日、9月9日、それに1月7日を5節句ってさ、あたし達の時代から後になると言うようになるんだけどさ・・・・・
ふふふ、わかりました?お節句のルーツ。
豊か過ぎる現代の食生活に納言ちゃん、少しいじけてましたが
今よりそのころの方が豊かだったものが沢山ありますよね。
風情、情趣、物の哀れ・・・など等。
その頃の歌に詠まれる花は、梅が主流。
今は桜。本当に近頃桜の花が良く歌われますね。
ぱ~っと咲いてぱ~っとちっちゃおうか~って?
しかし、ず~っと1000年の昔からの行事がいまだに受け継がれてるって嬉しいですね。
今日の私の小さな幸せ
右手のギブスも外れました。
でも、ぜ~んぜん、骨はくっついてないんですって。ガクッ!!
嬉しさも半分。
「決して重いもの持っちゃいけませんよ。無理しちゃいけませんよ。」
って元気先生。
よ~し、箸より重いものは持たないぞ~!!!