段菊(ダンギク)
段菊と書くが、キクではない。
タマツヅラ科の多年草で、花の構造はキク科とは別。
とは言っても、命名は近代的な植物分類学以前の江戸時代。
小花が密生する様がキク的と思われたのである。
花群は葉腋に次々と段をなす。
花おりおりより
こちらはピンクの段菊。
今日は、カープのピッチャー佐々岡投手の引退試合。
背番号18。
そしてその背番号と同じ18年の選手生活に今日、ピリオドを打ちました。
「子供の頃から、野球が好きで、カープが好きで赤い帽子をかぶって野球をしていました。
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夢であったカープのユニフォームを着て、カープで野球ができて幸せでした。
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最後にお願いがあります。カープが優勝するためにも、今日のように球場に足を運んでカープを応援してください!」
カープひとすじの佐々岡投手でした。
彼の勝利は球団史上4位。
セーブは2位。
登板試合数は、3位。
奪三振数は2位。
1999年5月8日には対中日戦で、ノーヒットノーランを達成。
先発で100勝、抑えで100セーブを達成したのは佐々岡投手と江夏豊投手だけ。
今日は対横浜戦。
9回表、ツーアウトでマウンドへ。
対するバッターはホームランン争いをしている村田選手。
スリーボール。
見逃せば、フオァボール。
が、村田選手、見事にホームランを打ちました。
佐々岡投手も歩かせてしまうより、打たれて本望だったのではないでしょうか。
最後、グランドを一周したとき、横浜のベンチ前で一人村田選手が待っていました。
何か、言わずにはおれなかったんですね。
もう、マウンドに佐々岡投手があがった時点で、ウルウルしっぱなしでした。
佐々岡投手、本当にお疲れ様でした。
今日の私の小さな幸せ
佐々岡投手の引退セレモニーをみて、その後、涙が乾く暇もなく「フラガール」でまた泣かされました。
昨年、映画をみたとき、いい映画だなあ~って思いました。
また、今夜も、あらためていい映画だと思いました。
最後のシーン、蒼井優ちゃんのたっての願いでOKが出たのだけど、もう一度撮りなおしたそうです。
本当に、今日はいろんなことで泣いた一日でした。