秋海棠(シュウカイドウ)
秋海棠は、すでにその名で秋を感じさせられる。
中国最初の花の事典である「秘伝花鏡」(1688年)は「秋色中第一となす」とたたえる。
バラ科の花木カイドウと対比されるが、ゆかりはない。
ベゴニア類で雌雄異花。
雄花は大きい二枚のがく片と小さい二枚の花弁を持ち、雌花は花弁を欠く。
花おりおりより
今、あなたは幸せかしら?
もちろん!!!っていうかた。
そうでないかた。
そのどちらの人にもお勧めの映画が、今、上映されています。
「幸せのレシピ」
みおわったらあと、今が幸せなかたはさらに。
そうでないかたも、幸せセンサーがピピッと動き出しますよ。
観にいく時間がないよ~っていう人のためにあらすじを。
(私の文章では、センサー動き出すかな~)
人気レストランの料理長の座を苦労して手にした主人公ケイト。
美人。仕事一筋(料理が恋人)。完璧主義者。
そんな彼女のただ一人の肉親である姉が、ケイトに会いに来る途中交通事故死。
残された姉の娘、つまりケイトの姪、9歳のゾーイを引き取ることになります。
子育てなんてやったことのないケイト。
母親を亡くして、心を閉ざしたゾーイにどう接していいのかわからず戸惑います。
それでも一生懸命に寄り添おうと努力します。
ケイトが、その騒動でレストランを休んでいる間に、ニックという新しいシェフが雇われます。
ケイトは自分とは全く性格の違うニックを嫌います。
でも、ニックは彼女の料理の腕に心酔してこのレストランに来たのでした。
彼を受け入れようとしない、ケイト。
しかし、ニックの明るい性格はゾーイの心をしっかりつかみます。
母親を失った悲しさで、心を閉ざしていたゾーイの心は魔法にでもかかったようにアッという間に開きます。
そんな、ニックにケイトもひかれはじめます。
ひかれはするが、素直になれない・・・。
「ここの仕事が私のすべて」
とニックに言いきります。
その言葉に
「いや違う、それは君の一部に過ぎない」
と言い残し、彼女のもとを去ります。
ニックを失ってはじめて、仕事だけではない、愛も必要だとわかったケイトは彼のもとに・・・・。
というわけで、最後は、ケイトとニックはこじんまりとしたお店を出します。
そこには、すっかり元気になったゾーイの姿も・・・・。
めでたし、めでたし。
ちょっとせつなく、ちょっと泣かされ、ちょっと甘く、そして優しい映画でした。
途中、こういう台詞がありました。
ケイトが何もかも行き詰ってしまったとき、通っていたカウンセリングの先生に
「幸せのレシピが欲しい。もうどうしていいかわからない」
とこぼします。
「そんなレシピはないよ。自分でもわかっているはずだ、自分のレシピが一番だと」
とアドバイスします。
そう、幸せのレシピは、みんな材料(環境)が違うから、匙加減も違ってくるんですね。
この映画、ドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のリメイクです。
心に残るのはマーサのほうです。
幸せの即効性があるのはこちらです。
レンタルで出ているので見比べてみるのも面白いかもしれません。
ケイトを演じているのは、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ。
マイケル・ダグラス婦人ですね。
この映画では、クールさ控えめな演技でした。
観にいってみようかな~って思いました?
そうだと嬉しいのですが。
でもこれだけ書いたらね~。
今日の私の小さな幸せ
数ヶ月ぶりの映画でした。
やはり、映画っていいですね。