雪柳の新芽
あなたはどうしてそんなにわたしを愛してくれるんでしょう？
でも、わたしは、あなたがちっとも好きではありません。
いえ、嫌いです。
大っ嫌いです。
どうしてわたしの気持ちをわかってくれないのですか？
お会いしたいとか、会いに来てほしいとか、一度でも、お願いしたことがありますか？
いつごろからだったのでしょう？
あなたはわたしを思い出したように時折訪ねてきては、わたしを苦しめるようになりました。
あなたにあうとわたしは、
青菜に塩。
ゆであがったほうれん草。
くさりはじめたみかん。
冷蔵庫の中にいつまでも入っているつけもの。
そんな風になったわたしを見るのがそんなに嬉しいのですか？楽しいのですか？
わたしが、あなたのことを愛しているとおもわせるような行動をとったことが一度でもありましたか？
いえ、絶対ありません。
ありえません。
わたしは知っています。
あなたは、わたしだけを愛しているのではないということも。
他の女性もたくさん愛していて、わたしと同じように苦しめていることも。
でも、教えてさしあげます。
あなたを愛している女性なんて、この世に一人もいませんから。
それだけは間違いのない事実です。
もう二度と、二度とわたしの頭の中であばれまわるのはやめにしてください。
わたしは、つらいのです。
本当につらいのです。
何もする気がおこらないのです。
わたしは、あなたから逃れるために薬に手をのばします。
薬にたよってはいけないとは思いながら。
どうかどうかわたしのことは忘れてください。
だからと言って、他の女性のところにいってもいけません！
あ、勘違いしないでください。
嫉妬しているのではありません。
・・・・・
飲んだ薬が少しづつ効いてきたようです。
今、あなたが去っていくのがわかります。
さようなら。
わたしのことは永久に忘れてください。
にくらしい片頭痛様
あなたに今朝からなやまされているtamiより
ヘヘヘ・・・どんなおちがくると思いました？
毎年、春の光が、明るさを増すころ、片頭痛がよく起きます。
わたしの場合、光と何か関係があるような気がします。
同病相哀れみあいましょう。
クスン。
今日の私の小さな幸せ
頭痛があればこそ、頭が痛くないときがどんなに幸せなことかわかります。
それを思い出させるために、時々痛くなるのかしら？
