小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

ブログのバイブル

2009-01-14 17:10:48 | 小さな気付き

春の予感

 

 

寒い日が続きます。

時折、小雪がチラチラと舞います。

風が強いから、地面まで届かずにどこかで消えてしまいます。

 

こう寒くて、お天気が悪いと、気持ちも

「フアイト、いっぱ~つ!!!」

てな具合には、なかなかあがってきません。

 

川上弘美さんが、

「あるようなないような」

の中で、こんなときに読むといい本を紹介しています。

 

元気出ないなあと思うときが人生にはままあって、そういうときはたいがい自分で勝手に「元気でない回路」というところに入りこんでいる。

この回路には、「自分きらい」やら「人きらい」やら「もの考えない」やら「もの考えすぎ」やらの路があちこちにあって、入りこむとななかな出られない。

出るためには、好きな友人と会う、酒なんか飲む、よもやま話なんかする、そんなのがいい。

 

そこで、川上弘子さんはその「元気でない回路」からでるために、友人と同じくらい好きな本を読むというのです。

その本は、武田百合子さんの「富士日記」だそうです。

「ふんふん、そうそう、あらまあ、それそれ、しみじみ」する本で、元気がでなかったことが、たいしたことではなくなると書いていました。

 

そこで、私もさっそくその本を読んでみようと図書館にでかけてきました。

 

武田百合子さんの本をはじめて読みました。

とりあえず「日々雑記」を手に取ってみました。

 

図書館で、「日々雑記」を10頁読む間に、5~6回は、笑いましたね。

笑いの種類も、クスッだったり、プッだったり、ニヤッだったり。

前に座っていた女性が、きっと変な人~って思ったかもしれません。

 

この本、ブログを書く人のバイブルになります。

その日見たこと、その日会った人が言ったこと、その日食べたものが、ただただ書かれているんですね。

否定がなく、すべて受け入れているから、読むほうも元気になっていきます。

 

たとえば、こんな感じ。

 

ある日。

玉(うちの飼猫)は今朝8時までに、日光浴をし水を飲んで牛乳を飲んで「北海しぐれ(カニアシの名前)」を食べ、毛玉を吐いて、うんことおしっこをした。

あっという間に、一日のうちにすることを全部してしまった。

玉は18歳、ヒトの年齢でいったら90歳である。

若い。えらい。すごいと思う。

 

そして、また違うある日では、新聞広告を見て、その広告に出ているお鍋を買いたくなります。

 

これを一つ買おうか、とHに見せると、うちは鍋が沢山あって置く場所がない、と言った。

「じゃあ、一番古い、手がとれても使ってる、あれを棄て・・・・」

そこまで言いかけて、ふと廊下を見ると、奥の部屋へ向かって歩いて行く途中であった玉が、右の前肢を一歩踏み出そうとして宙に浮かせた恰好のまんま、カナシバリにあったごとく立ちすくんでいた。

私の声の方角へ三角の耳をぴんと捩り向けて。

古い?・・・・棄てて?・・・・とは、このワタシのことか?

という風に。

 

 

こんな風に、毎日特別なことがなくても、自分が感じたままを感じたように書けばいいのよって、言ってくれているみたいな気がしました。

あ、そうそう友達の猫ちゃんが病気。彼女のためにも一日でも長く生きられますように!

 

今日の私の小さな幸せ

 

新番組のドラマもだいたい出そろいましたかね~?

何かこれいい!っていうのがありました?

私は、とりあえず「天地人」・「浪速の華」・「必殺仕事人2009」・「ありふれた奇跡」くらいかな。

時代劇好きだわ。

月9の「ヴォイス」観いてたら、瑛太さんの子供時代をあの与六ちゃんが!!!

タイムスリップした与六ちゃん。

でも、雪んこスタイルのほうが可愛かったな~。

石原さとみ、クールビューティーのキャラじゃないような・・・。

 

「神の雫」は、もう数回模様眺め。

亀梨君、雰囲気、キムタクを目指してる?

コメント (12)
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