ぐーちゃんgoo日記

ぐーちゃんgoo(倶輔丼)の独り言、つぶやき。

H26.5.30(金)舐めたいのと、そうでないものがある。

2014-05-30 23:25:17 | Weblog

舐めさせられたそれは、苦い汁だった。

既に三人に苦汁を舐めさせられていた。穏やかな表情を保つようにしてはいたものの、心は苦虫をかみつぶしている。

四人目が隣に座った。……うむ! ん? おばはんだ。ぐふふ! だが、侮ってはいけない。何度辛酸な目に遭ってきたか。

「絶対負けられない戦いが始まる」どこかから川平の声が聞こえてきた。

相手のFIFAランキングは……? ふふ、四頭身の体形、容貌、足の長さ、体臭、等など総合すると下から数えた方が早いだろう。ブービーかな? しかし敗北は許されない。ここは、負けると男がすたる。男がすたるということは女になってしまう。こりゃ一大事だ。……それでもいいかな? いや、ここはメンツにかけても。いや、意地でも、、、、、? ん? 僕にそんなのがあったか? うむ。今考えている場合ではない。負けないぞ。絶対に!

気合を入れ、目の前のどんぶりを覗いた。……残り四分の一。隣のおばはんは? ふふ、今やっと食べ始めた。圧倒的に有利な条件が揃っている。余裕か。

ふと、ウサギとカメが……頭に浮かんだ!^ ^;; さながら僕はウサギ、だな。うむ。気が緩みそうになるのしっかと引き締める。

相変わらずゆっくりうどんを噛む。呑み込むことはしない。噛み終わったら喉奥に流し込む。そして、隣の器をそっと見る。おばはんはこちらの視線が気になるのか、肩で器を何気に隠すようにした。うむ! 

自分の方は長いのが残り一本。それと関西風の汁……。

余裕だ! 名残惜しいが、最後の一本をスルリと口の中にすべり込ませる。……もぐもぐ、……もぐもぐもぐ! 粉々になった感触を口の中で確かめ終えると、それを飲みこんだ。

好き好んで、こんなまどろっこしいことをしているわけじゃない。それもこれも歯のため、さらに健康のため! そう自分に言い聞かせる。汁をすすり、楊枝を一本(上田にいた兄いは一回で五十本をつまみ取るという)とってくわえる。歯をほじりながら携帯に目を移すと、ちょうどメールが入った。「じょじょじょ、じょらんじゃないよね」!^ ^;;なんだなんだこのメールは? 携帯を閉じる。

あっ! ……? ……………………。もぬけの、、、、、!^ ^;;

慌てるな、慌てるな。あわてる乞食は貰いが少ないという。これは、巌流島の戦いではないのだ。男がすたるという問題でもない。自分に言い聞かせ、我が道を行けばいいんだ、とつぶやいた。(丸亀製麺での一コマ)

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H26.5.5(祝) 5.5と言えば……。

2014-05-05 12:31:21 | Weblog

5.5と言えばこどもの日。子供心の純真さを思い起こし老人が子供に戻る日。もう一つ、55で思い出すのは鉄人28号の後に出てきたコント55号だろう。鉄人28号はあまりに偉大過ぎた。彼らに社会は鉄人を求めずお笑いを求めた。と、こう推察するのはいささか無理があるだろうか?^^ 欽ちゃんは今でも元気はつらつオロナミンC。野球チームまで持っている。そうそう欽ちゃんの兄貴分の金ちゃん。彼を忘れてはいけない。柳家金語楼とも鉄人衣笠とも違う。この話は長くなる。少々消化不良だろうがこれはここで終了しておこう。^^

 

一週間前、もう空きなどないだろうと諦め半分で旅館を調べてみた。少なかったがあるにはあった。草津の奈良屋に一泊予約。すると二、三日してから相方が、どうせならもう一泊したいねと、言う。あと四日でゴールデンウイーク突入だ。これこそあるわけない。案の定なかった。で、諦めずにあれこれと他のサイトで、軽井沢、八ヶ岳、伊香保、水上を探してみた。あ、あん? 谷川温泉……? 直に電話してみた。

草津の奈良屋。ここは明治からある由緒ある老舗旅館だそうだ。たしかに、至るところにその面影があった。代表的なものはお風呂。今まで僕が行った中でも三指に入るほどの歴史を感じた。しかし、逃げ出したくなるような不快感はなく、逆に風情と時代を感じさせ、すごく癒されたし楽しめた。それと、風呂は硫黄泉質が一番、という僕にぴったり。

まさに隔世の感を味わえた思いがしたのである。少々大袈裟……?^^

翌日、午前中草津市内を散策し、午後旅館たにがわを目指す。

谷川岳の麓にある旅館。自分の中ではこう想像していた。谷川岳といえば春スキーのメッカ、天神平がある。本音を言えば険しい山道を行くのは好きじゃない。といって、予約したから行かないわけにいかない。結構ビビリなのである!^ ^;;

水上温泉街を過ぎ谷川温泉方面を左折。急坂の山道、アクセルを踏みこむ。束の間周りの景色を眺めながら進むと旅館たにがわに到着。あれ? いいじゃん! 情緒豊かな趣のある旅館。

ウグイスの鳴き声が微かだが耳に届いてくる。夢? 睡魔は既にない。薄目を開ける。部屋は暗かった。また鳴いた。今度ははっきり聞こえた。夢じゃない。携帯を見た。五時半を指している。朝……。外光を遮蔽するカーテンを開けると雪を被った谷川岳が僕を見下ろしていた。利根川の源流谷川のせせらぎが遠くから聞こえてくる。この旅館の一室で太宰治が小説を執筆したというくだりが説明書にあったのを思い出した。朝食前にひと風呂浴びる。朝食を終え部屋で少しくつろいだあと、帳場に降りる。またウグイスが鳴いた。旅館のおじさんが、毎年同じウグイスじゃないかな? 鳴き声が同じなんだよという。聞き分けができるのだ^^一階ロビーで旅の余韻を楽しんだ後、出発。早めに現地を出たおかげで、渋滞に巻き込まれず自宅に到着。ここで終了!^^

気まぐれな物見遊山旅行も終わり、今日から現実な空間に身を置いている。早朝の地震、少し感じたが眠気が優先。そのまま寝続けた。この日、朝から掃除。その後、テニスに行く気持ちを寒空が萎えさせる。……どうしようかな?!^ ^;;

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