不満という言葉はマイナスイメージでしかない。だから好きじゃないし口にしたくない。
だけど今日は、危機感のない国のお偉方に、ひとこと申し上げたい。
相変わらず国会は「桜を見る会」。この追及と化かし合いを繰り返している。まるで即興の寸劇。演目「政治ごっこ」これで時間を潰し高給をもらう。
口角泡を飛ばしマイクを臭くする野党側に対し、片やゆったりと椅子に腰かけのらりくらりと返答する与党側。日夜こんなことにうつつを抜かしているとしか思えない。
今やることかい? これを! かつて優先順序を決めて仕事に取り掛かりなさいと教わった。
では、今優先順序の一位は何?
隣国の中国では、存亡の危機が訪れている、と言われてもおかしくない状況。
対岸の火事のつもりでいいのですか? のんびり泰然自若に構えてていいのですか?
「総理、この件は一旦棚上げして今早急にやることがある。コロナウイルスの件です。今起こっている他国の災難を自国の最大の危機と捉え、これを緊急課題とし与野党一緒に早急にこの乗り切り策、解決策を練りませんか」と提案したらどうだろう。
「含み笑いを浮かべたような大臣が出て来て、疫学的見地から感染経路を追跡しておりますと、官僚が作った作文を丸読みさせているようじゃ国民は納得いかない。今にもニタリとしそうな大臣しか人材はいないのですか?それと疫学的観点って何ですか。国民に分かりやすく説明してください」そう野党の人が言ってほしい。
しかし野党は相変わらず「総理逃げるのですか、総理。桜を見る会はどうなったのですか」 野党も与党も、いったいぜんたい。
高給取りの政治家、高給取りの国家公務員は何をしているのか?
このような出来事を想定しながら万全の対策を練るのが彼らの仕事でありモットー。その能力を買ったから国民は彼らに税金を支払う。義務を果たさなければ、みなさん。
ここは、一念発起。皆さんの真骨頂を見せる場なんです。
今、ほんとに国民は不安に思っている。船に缶詰めになった人たち、中国から帰還し収容されているひとたち、そして一般人、皆不安だらけ。
国の最高機関は、国民の不安を解消し安心できる声明を出す。これが使命であろう。
市民レベルで拡散を始めた。検疫官、医師が感染した。タクシー、バス、ホテル、飲食街、電車、と公営交通機関からの蔓延も恐ろしい。
これは想定外でしたと言ったら、政治家も官僚もお役御免。即刻辞した方がいい。気づくのが遅すぎる。いつも後手後手に回る日本の政治家、官僚。
不満を書き認めた一日でありました。