ぐーちゃんgoo日記

ぐーちゃんgoo(倶輔丼)の独り言、つぶやき。

R3.3.21(日)掲示板に……?

2021-03-21 14:43:43 | Weblog

まもなく夜のとばりが降りてくる。そんな夕暮れのころだった。駅から自宅のマンションまでゆっくり歩いておよそ20分。そこで歩数計を覗いた。11,876歩。朝からこの時間までの歩数。まあまあ、基本・満足か。

郵便ポストを開け何枚かのチラシと郵便物を取ってエレベーターホールに向かった。

到着までのその間に、ふと頭によぎったものがあった。

…………。 オカチメンコ? ん? すでに死語となったようなこの言葉。デジャブか? 

エレベーターの前に到着した。どうぞ乗ってくださいと、まるで誘われてるように一階で待機していた。

すぐボタンを押さなかった。束の間そこに立っていると突然エレベーターが上昇を始めた。それを契機に、思うところがあってマンションのロビーに引き返した。

デジャブか、見間違いか、思い違いか、それとも何でもない過去の幻想か。

確かめるためだった。

掲示板を見た。お知らせが何枚も雑然と貼ってある。端から端まー、、。

あっ! 

「オカチメンコを見つけて下さい」やっぱりそうだ。これだった。A5の小さな用紙。

ポップ体というか、あまり見ない書体で書かれていた。きっとデザイン経験のある人が作ったのだろう。

そこにはオカチメンコの大きな文字。その下にそのキャッチの半分くらいのゴシック体で「取り急ぎのお願いです」「写真は改めて印刷します」そしてその下に住所と電話番号があった。

既視感どころかたった今見た文字だったことにどこか安心感を覚え、それ以上深く考えず家に戻った。その後も思い出すことはなかった。

その晩、湯船に浸かっていると貼り紙のことがぼんやり浮かんできた。

オカチメンコ……、オカチメンコね~。その言葉を思い浮かべて独り笑いをした。

たしか……「逃げ出しました」とも書いてあったような。オカチメンコが逃げた……。夫婦喧嘩でもしたのか? 深刻だな。貼り紙を出すくらいだから。

家にも一人オカチメンコがいることはいるけど。まさか…………。^^

訝しさが残っていた。翌朝、もう一度掲示板に行ってみた。確かにあった。「逃げ出しました」が。もう一度丁寧に、「オカチメンコ見つけてください」ゆっくり黙読してみた。

あっ! えっ! え~! 何だよ、マジか? これ、誰でも見間違えるよ。絶対に。

オカチメンコじゃなくオカメインコ。インコの話かよ。

じょじょじょらんじゃないよね。^^

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R3.3.7(日)厚生省統計調査員

2021-03-07 12:25:33 | Weblog

一か月前、統計調査に協力くださいと言ってきた都の調査員から厚生省統計用紙を渡された。

見ると一枚だけのようだった。軽い調子で引き受けた。

働いている従業員の年齢別人数とか給料の額とか書き込むというものらしい。

やってしまおうと思い早々に始めたがなかなか面倒。途中で投げ出したくなった。

慣れないことは慣れている人の十倍は労力を使う。少し日にちをあけて再度始めたがやはり大変だった。半日近くかかった。

約束の日時に統計調査員がやって来た。それを渡した。

「何か質問があれば聞いてお答えします」

ウーンもう特別なかったので、特になし。と答えた。あ、そうだ名前聞いてないことを思い出し、思わず「あなたのお名前何て~の?」と言った。自分で言ってから可笑しくなった。

ここで、いつものお調子者の本領を発揮しだした。

もう一度、リズムと抑揚付けて「♪あなたのお名前なんて~の?♪  こういうキャラの人いたよねー。知ってる?」「あ、はい」「お~っ、知ってるの? ただ者じゃないな。あなた」「結構年いってますから」確かに僕より年がいってる。おばさんというよりお婆さん。しかしこの歌を知ってるというのは、、、、。僕でさえもギリギリ。

わざと焦らすように「トニー?」。おばさん、すぐ答えず微笑んだ。

「トニーと言えば?」もう一度「トニーとジョー?」

「そのトニー、なの? じゃ赤木圭一郎のこと、じゃないよね」

 

トニー谷が手に持った拍子木を鳴らし体をくねくねさせ「あなたのお名前なんて~の?」「わたしの名前は角山芳秋とも~します」昔のお茶の間テレビの一コマ。

 

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