ぐーちゃんgoo日記

ぐーちゃんgoo(倶輔丼)の独り言、つぶやき。

H27年9月29日(火)ジァンジァン

2015-09-29 23:08:21 | Weblog

この駅に降りたったとき、どこか異様な変化に気付いた。何だろう、訝しく思っていると、すぐある老人のことが頭に浮かんだ。異変は、彼独特のすえた臭いだったのだ。そういえば最近会っていない。

 

9月25日14:45に店に入った。冷たい雨の降る金曜日の午後だった。

二、三年ぶりだろうか、ここに来たのは。山手教会の地下にある喫茶店。ここは昔、ジャンジャンというライブハウスだった。どこか、通が行くような店で名前だけは知っていたが、通を自認できない僕が行くことはなかった。

1969年にオープン、2000年にクローズ。

出演した人たちを見るとそうそうたる名前が並んでいる。吉田拓郎、井上陽水、ユーミン……などのミュージシャンや、東京乾電池、バナナマンなどの芸人、芝居の寺山修司など。

そこで妙なことに気づいた。アルファードの名前がなかったことだ。暫し固まり、束の間思考を巡らせる。……何故だ、……! おっと、これは冗談。「お呼びでない、こりゃまた失礼いたしました」^^となる。^^

今は、名前をミヤマと変え喫茶店として営業活動している。おそらく当時のままの構造だろう。そう思って眺めると、なぜかワクワクしてくる。あの辺がステージだったのか? と想像もしてみる。すると、生の彼らを見たことのない僕の前に彼らが現れ、ここで演奏をしてくれるような、……そんな錯覚を覚える。

これをみごとな変身というのだろうか……?

店内でパソコンを開けた。小一時間ほどしてふと思った。この店、儲かってるのかなー? いかんせん僕はウインナーコーヒー一杯で2時間近く粘っている。余計な心配か?

隣の席の距離も近く、話にノった人たちの会話音量が若干気になる程度。店の居心地が良いせいで、他の客も落ち着きはらって帰る気配がない。客の回転はお世辞にもいいとはいえない。「いらっしゃいませ」の声もほとんど聞こえてこない。ウインナーコーヒーは約600円。さすがに申し訳ないという良心がもたげる。ちょうど小腹も空いてきたのでバンズサンドとコーヒーのセットを頼んだ。

17:15に店を出た。地上で、妖怪ウォッチの大御所・老怪アニキンニャンを探した。臭いはすれど老怪だけあって姿が見えない。結局見つけることは叶わなかったのだ。ジャンジャン^^

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H27.9.22(祝) ゴホンゴホン

2015-09-22 22:23:12 | Weblog

ゴホンゴホン、揺れ動く空気の流れが後ろ髪をなでる。時同じくして、正面でクシャミの三連発。マスクはある。ところがいつになく混んでいる。体はがんじがらめに縛られた木偶の坊。とりあえず息を止めた。だがすぐ限界が来る。聖域であろう右側を向いた。するとほぼ同時に、こちらを向いていた老人が、ゴボッゴボッと痰の絡んだ咳をする。

180度頭を回転させ左を向いた。正解、静かだ。そこは玉置浩二状態。束の間、その体勢を維持した。ちょうど首も疲れてきた頃だ。仄かな田舎の香水が、何処かの誰かから放たれたようだ。手足をもがれた木偶の坊。ふさぎたくても鼻をふさげない。鼻が曲がっていくのを、ただただ見ているしかなかった。

目を閉じた。敬わなくてはいけないアニキンの顔が浮かんだ。もしかして彼がいるのか? !^ ^;; 絶体絶命だ!

 

シルバーウイーク。こんな長い連休があるとは、さらにこんな呼び方があるとは、つい先月知った。

昨日は、妻の両親の墓参りに行ってきた。車で出発したものの、普通なら一時間ちょっとあれば着くところ約四時間かかった。

どうやら昨日は敬老の日だったようだ。

そんなわけで、明日も休み。

やがて、毎日休みという年齢に近づいてくる。今のうちに慣れておくかと、自分に言い聞かせる。

 

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H27.9.2(水)そろそろ飽きただろうこの連載は。

2015-09-04 22:52:38 | Weblog

8月31日の月曜日。会社を出てコンビニ、ソープ、ストリップ劇場、スロット、パチンコ、カラオケ、ガールズバー、居酒屋などがひしめく風紀乱れる路地裏を駅に向かって歩いていた。この一帯の喧騒をまだそれほど感じることはなかった。そりゃそうだ、七時前。右手に桃太郎寿司、その前を通り過ぎた。すると前方から大きな音が聞こえてくる。

7時ジャスト。そう、あのニコニコ本社。周辺はどこかざわざわしている。この場に似つかわしくない女の子たちがチラホラたむろしている。さらに、左手の三井住友信託銀行ビルの裏の壁面には、蜂の巣に群がる働き蜂のように、目を輝かせた女の子たちが塊となって皆同じ方角を向いている。

始まったばかりのモニターがそこにあった。山田ひさしというMCが登場しているものの、まだメインゲストが現れていない。が、スタジオの外周は既に超満員!

この決められたスペースはホントに限られた人だけしかいられない。さらにその周りを、好奇心丸出しにした野次馬が取り巻こうとする。だが、それは許されない。公道となっているから立ち止まることができないのら。だから速度を落として通過するのが関の山。そこで、少しでも歩速を遅くするとイモトのような眉の太い女が近づいてくる。言いたいセリフがわかっているから、それを遮ってその場を立ち去った。

でも誰だったのだろう? 未練がましい。僕が未だに春秋に富んでいる? と言われるのは、この好奇心のせいかもしれない。ぐふっ!^ ^;;

きっと彼女らは誰かのファンで、スケジュールが分かっているからここに来れている。

9月1日は 、ゲストが赤い天狗のお面を被った男性が出ていて、MCにいじられていたが、前日と打って変わって活気はまるでなかった。…哀れ……!

 

そう言えば、バンドをやっていた頃の事をふと思い出した。スケジュール表に僕らの出演が分かっていても、アシベの客の入りはひどい。閑散としているのは慣れっこでも、やはりチト寂しい。たまに対バンがいいと客の入りが違う。対照的に、金ちゃん(後にアリス)がドラムを叩いていたソウルフルブラッズの時は、ホールが盛況になることは最後までなかった。でも彼らはお構いなし。音楽は本格的で、そんな彼らの音楽を聴きにくる客も多かったのは事実。客が少ないというのは、熱気がないということ。湿度が低いから、冬と同じ条件。で、遠くまで音が響き渡り鮮明に聴こえる。つまり音響が良くなるのだ。

ま、そんなわけで、次回ブログは何を書くか判らない。ま、宣言しておこう。七対子はない。さて、そろそろ血圧測って、ふろに入って眠るとするか^^日をまたがないぞ。^^

 

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