つい先日のこと、
改札口を出ると「今日は愛妻の日」といった表示が目に入った。
この目新しい表現にほんの少し興味を覚えた。まして、こんな記念日ホントにあるのか、という半信半疑の思いも手伝った。
その表示はコンコース内の店舗にあった。そこは特設店で、週ごとに販売店が代わり販売品の内容も変化する。
ちょっと寄ってみるか、、、。4〜5人のオッさんたちがショーケースの前に集まり、品定めしている様子だった。僕も近づいて中身の品物をのぞいた。有り体のモンブランだった。
しかしモンブランは大好きだ。ま、しょうがない、とりあえず相方の分も購入。
とりあえずの訳は、相方は甘いのが嫌い。もし、食べなければ僕が二つ食べればよい。
階段を一つ一つ降りつつ、先ほどの表示のことを考えた。
「愛妻の日」なんて今まで聞いたことない。
45段ある階段をちょうど降りきったときだ。
あ…………。
なるほど、、、。そういうことか。
その日は、1月31日の月末だった。
英語の初歩が始まった子供ならすぐに解決?
いや「愛妻」という言葉を知っていればの話か……。