ぐーちゃんgoo日記

ぐーちゃんgoo(倶輔丼)の独り言、つぶやき。

R2.12.30(水)子供相談室

2020-12-30 21:39:08 | Weblog

 

「今日は人間をテーマにしますので、何かわからないことがあったら何でもいいですから質問してください」

 

「どうして日本人って頭が大きくて胴体が長いんですか? そして外国人は顔が小さくて足が長いんですけど、なんでですか?」

 

「それはね丸山くん。とても良い質問ですね。君もそうなのですか?」

「はい。よく言われます。オマエ、顔でかくて足短けー、って」

「そうですか。そういうのは気にしなくていいですよ。私もそうですから。日本人はそういう民族なんです」笑いながら先生は言った。

 

軽妙なやり取りのあと、何やら古代の時代に大陸からやってきたゲルマン民族、ネアンデルタール人だとかアイヌ民族とかの話があった。丸山君という子供は、大きな声で「はいわかりました」と答えた。

まじか、僕でさえよく整理して聞かないと判らない。それなのに、子供はそれで理解できた、、、のか?

 

え? 君はもう老化が始まってる。仕方ないんだよ。

どこかから、そんな声が聞こえてきた。空耳か、、、、?(笑)

 

 

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R2.12.26(土)「コロナ禍、行きつけの店」

2020-12-26 21:30:14 | Weblog

老いたマスターの経営するスナック「戸論戸」それから老夫婦二人の天ぷら屋「若竹」そしてレトロな雰囲気を醸し出す喫茶店「蚤の市」。

いずれもちょくちょく行く店だ。

ドライカレーが突然食べたくなった。今じゃそういう昔懐かしいものを出す店、めったにあるもんじゃない。そんな固定観念が僕の中に住みついていた。

そんなある日、目の前に燦然と現れた。いや、すでにあったのだ。今まで見るとはなしに見ていた。すでに風景の一部になっていて薄寂れた四階建てのビルの二階にその店はあった。まるで蜃気楼が不意に現われたかのようだ。勿論新しく開店したわけではない。店のメニューにはナポリタン、レタスチャーハンなど懐かしい食べ物が勢ぞろい。

ここのマスター、実に話しが好きで始まってしまうと止まらない。早稲田大学バスケット部で活躍していて卒業と同時に大学に残りそのままコーチ、監督を歴任、20年ほど前に辞めたという。卒業生には、有名企業の重役をやっているとか、お決まりの自慢話が始まる。時々店に来てくれるという。年齢は80代前半。

天ぷら「若竹」。ここは老夫婦2人が仲良くやっている。旦那は、銀座の天ぷら屋でしばらく修行した後、池袋に「若竹」をオープンし40年近くなるという。旦那は70代半ばの寡黙な人だったが奥さんはしゃべりだすと立て板に水。

この2軒が相次いで店を畳んだ。少なからず衝撃を受けた。

そういえばこんな話をしていた。

二人とも持病を抱えていた。マスターは心臓病、天ぷら屋の旦那は、忘れてしまったがあまり聞きなれない病。

仕事を続けているのは、生活のためと健康のため、それに辞めたら国民年金とわずかな貯金そして退職金もない。それが頼みの綱だという。どこまで本当かわからないが。

コロナ禍において、収入の道を閉ざさないよう頑張る姿に、なんというのか尊いというのか、何か心に沁みるものを感じていた。

 

近くにあった中華「福しん」も廃業した。このコロナ禍。訪れる人も少ない、感染も怖い。廃業もなんとなくわかる気がした。

 

レトロな雰囲気の喫茶店「蚤の市」のことか、、?うむ。これは次回話そう。といっても読む人がいるか?ま、これは独り言のブログだから、、、(笑)

 

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R2.12.16(水) 「ふめちゅのやえば」

2020-12-16 20:52:37 | Weblog

数か月ほど前の、まだそれほど知れ渡っていないころ。

「ふめちゅのやえばの曲だよ、これ」と、孫の美月がそういいながらダンスを踊り始めた。

もうじき三歳の孫。

なに? 「ふめちゅのやえば?」

ま、とりあえず、ほほえましく思いながら見ていた。

少しして、孫が一枚のカラー印刷したチラシを持ってきた。見たら「鬼滅の刃」と書いてある。なんだこれ。刀を振り回す危ない絵が描いてある。刀なんかを振り回す漫画、う~む。

ふめちゅのやえばか、ま、仕方ないね。

一応、わかりやすく教えてあげたほうがいいか、と、説明を始めた。

「美月。これはね、いい? これは、ふめちゅのやえば、と読むのでなくて、き・め・つ・の・か・た・な、というんだよ。わかった?」

そこに、ばあばが現れた。

「なにバカなことを教えてるの。刃は、かたなじゃなくて、は。美月、き・め・つ・の・は、だよ。じいじ、変なこと教えないで」

そんなじいじばあばのやり取りはどうでもいい、とばかりに、また楽しそうに踊り始めた。

そこに、小学校2年生の兄がやってきた。会話が聞こえていたのか、

「じいじ、ばあば。これ、きめつのやいばというんだよ。知らないの」

少しバカにしたように言うと、夢中になっていたゲームに目を落とした。

じいじばあばは目を合わせた。^^苦笑!^ ^;;

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R2.12.10(木)過日 Vol.1

2020-12-10 21:35:18 | Weblog

20才の頃だった。僕は東中野に住んでいた。といってもそこは友達の部屋。1ヶ月ほど田舎に帰るという友達がその間使っていていいと言われしばらく居候することにした。
僕は大学をドロップアウトし日々バンド活動に掛け暮れていた。そのライブ活動は夜が中心。終わると仲の良いメンバーと深夜営業の店に寄り飲み明かす。そんな日々を繰り返していた。

ある日の朝帰り、新宿三丁目から戻ってくると、アパートの傍に黒・グレー・白の三色たてじま模様のかわいいトラネコがか細い声で鳴いていた。思わず近くに寄って抱き上げた。ぜんぜん怖がらない。更にすりすりしてくる。顔を舐めてきた。うわぁお、たまらない。

ただただ好きだという一念で部屋に連れ帰った。
その日は、可愛いこの子猫ちゃんに僕の酒臭い息をたっぷり味わせ布団の中に招き入れいれた。いつのまにか寝てしまった。ああ、幸せ。こんな思いは初めて。

目が覚めると子猫ちゃんは丸い洗面器の中に入って寝ていた。幸せ気分満喫。
既に午後になっていた。お腹が空いた。冷蔵庫を開けるとソーセージがあった。それを包丁で切ってその切れ端をあげた。小さな口を開けむしゃむしゃ食べた。お皿に水を汲んであげると小さな舌を出しそれもおいしそうに舐めた。食べ物も水もきれいになくなった。

その後しばらく子猫と遊んだ。名前をわかりやすくトラと名づけた。やがてトラは飽きたのか興味をなくし布団の上に飛びあがりカラダを丸くした。
出かける時間が近づいてきた。もっと一緒にいたい。もっと長くいたい。時計に目を落とした。切り刻んだソーセージとパンの切れ端を置き水を注いだ。起きてこれを見つけたら食べるだろう。
ギターはライブハウスに置きっぱなし。アドレス帳と小銭をポケットに忍ばせ部屋を出た。またあとで会える。「じゃあまたあとでね、バイバイ」寝ている猫の鼻頭に唇をあて部屋を出た。  To be continued

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R2.12.1(火)耳

2020-12-01 12:44:04 | Weblog

象の耳でもロバの耳でもなくパンの耳、これが大好き。

 

所謂、食パンなどの端っこを切り落としたもの。

うちの近くでは石窯パン工房という店で売っている。

 

袋を開封すると香ばしい匂いが、すーっと鼻に抜けていく。

ブドウパンだったりお芋パン、ライ麦パン、クルミパンだったりと実に種類は豊富。

それらが8〜9枚ほど入って30円。

 

以前はお一人様一袋の記載がなく二袋買って帰った。それで66円。

だけど耳だけの単独販売はNOなので、他に何かもう一つ買えばOK。

であればカレーパン一つをメインにして買う。

といってもそれではどこかミエミエなのでもう一つ調理パンを買う。

それでも合計400円前後。これで済む計算。

これで朝食のパンは一週間以上買う必要がなく400円で済むことになる。最高!!!^^

とにかく、耳が大好きな僕にとってはものすごいごちそう。

だけど、行けば必ずあるわけじゃない。

強いて言えば奇跡に近いかも知れない。

 

最近はお一人様一つになってしまった。先週見つけ一袋買って帰った。うひひひ。^^

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