『シェイプ・オブ・ウォーター』のアカデミー賞受賞記念、というわけでもないのだろうが、同じくギレルモ・デル・トロ監督作の『ミミック』(97)をテレビでやっていた。
初見の際のメモを。
タイトルの意味はものまね。つまり遺伝子操作で作られた新種の昆虫が人間の“ものまね”をして擬人化していくというB級ホラーだ。
その昔のワニ男やハエ男のばかばかしさをほうふつとさせる“ゴキブリ男”が登場。ニューヨークの地下を舞台に、ミラ・ソルビーノが真っ黒になって頑張り、ジャンカルロ・ジャンニーニ、チャールズ・S・ダットン、F・マーリー・エイブラハムらの脇役も面白く、『ジョーズ』と『エイリアン』を足して割ったようなB級映画のテイストにあふれたなかなかの拾い物だった。実はこういうばかばかしい映画も大好きなのだ。
今回は、若き日のジョシュ・ブローリンが出ていたのを発見。デル・トロ独特のグロさは昔の方が強烈だった。『シェイプ・オブ・ウォーター』はそれを緩和させたが故にオスカーを受賞したのかと改めて思わされた。
初見の際のメモを。
タイトルの意味はものまね。つまり遺伝子操作で作られた新種の昆虫が人間の“ものまね”をして擬人化していくというB級ホラーだ。
その昔のワニ男やハエ男のばかばかしさをほうふつとさせる“ゴキブリ男”が登場。ニューヨークの地下を舞台に、ミラ・ソルビーノが真っ黒になって頑張り、ジャンカルロ・ジャンニーニ、チャールズ・S・ダットン、F・マーリー・エイブラハムらの脇役も面白く、『ジョーズ』と『エイリアン』を足して割ったようなB級映画のテイストにあふれたなかなかの拾い物だった。実はこういうばかばかしい映画も大好きなのだ。
今回は、若き日のジョシュ・ブローリンが出ていたのを発見。デル・トロ独特のグロさは昔の方が強烈だった。『シェイプ・オブ・ウォーター』はそれを緩和させたが故にオスカーを受賞したのかと改めて思わされた。