朝の連続テレビ小説「虎に翼」が最終回を迎えた。吉田恵里香の脚本は、法律を中心に置きつつさまざまな問題を提起し、朝ドラのタブーを破った挑戦的なものだった。
主人公の猪爪(佐田)寅子役の伊藤沙莉を見ながら、「ひよっこ」(17)の米子が随分と立派になったものだと思ったりもした。
途中からは、宮藤官九郎作の「新宿野戦病院」とのキャストの重なりも楽しんだ。
そして、主題歌である米津玄師の「さよーならまたいつか!」を流しながらのカーテンコールのようなラストシーンを見ながら、あー半年が過ぎたのか…とちょっと感傷的な気分になった。
https://www.youtube.com/watch?v=5DNqESedFMk
このところの朝ドラは、この「虎に翼」も含めて、「エール」「おちょやん」(20)、「カムカムエヴリバディ」(21)、「らんまん」「ブギウギ」(23)と、現代劇よりも時代物の方が出来がいい気がする。