田中雄二の「映画の王様」

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「グレース・ケリーの素顔を探して」

2018-06-07 09:56:59 | 映画いろいろ
 グレース・ケリーの生涯を描いたNHK製作のドキュメンタリー。なかなか見応えがあった。



 友人のリタ・ガム、ジュディス・バラバン・キーンらの証言によって、グレースの人柄を明らかにしていくのだが、その中でも、若き日から晩年までグレースの写真を撮り続けたカメラマンのハウエル・コナンの存在が興味深かった。2人の間に恋愛感情はなかったのか、だとしたらひょっとしてコナンは…なのか、などと下世話な想像をめぐらせた。グレースが出演した最後の映画でありながら、彼女の死後、夫のレーニエ大公が封印したという『REARRANGED』の一部が見られたのも収穫だった。

 『外国映画女優名鑑』グレース・ケリーは↓
 

 ニコール・キッドマンがグレースを演じた『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(14)のコラムは↓
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c1e161a54c232b68757bc3e93dfb7c83

 ところで、このドキュメンタリーのバックミュージックにジョン・バリー作曲の『ある日どこかで』(80)が使われていた。グレースの華やかかつ数奇な人生に、この曲はぴったり合っていた。改めていい曲だと思った次第。
https://www.youtube.com/watch?v=Fxx-0WApzF4

『ある日どこかで』のコラムは↓
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c0daf9574990b3b417ed4c1715b965ab

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