メジャーリーグのスタジアムで流れる曲の魅力に迫るミニ番組。
ニューヨーク・ヤンキース(ヤンキースタジアム)「ゴッド・ブレス・アメリカ」(アービング・バーリン)
アメリカの第二の国家とも言われる曲。9.11同時多発テロ以後にヤンキースタジアムでも流されるようになったという。この曲が最も印象的に歌われるのが『ディア・ハンター』(78)だ。
サンフランシスコ・ジャイアンツ(オラクル・パーク)「ドント・ストップ・ビリーヴィン」(ジャーニー)
同点もしくは劣勢で8回裏の攻撃を迎えると、ファンは逆転を信じてこの曲を合唱するらしい。ジャーニーのボーカルだったスティーブ・ペリーは大のジャイアンツファンで、2014年のポストシーズンには球場に現れてファンと一緒にこの曲を大合唱。その年ジャイアンツは見事ワールドチャンピオンに輝いた。
シカゴ・カブス(リグレー・フィールド)「ゴー・カブス・ゴー」(スティーブ・グッドマン)
本拠地リグリー・フィールドでチームが勝つたびに流れるこの曲は、シカゴ生まれのシンガーソングライター、スティーブ・グッドマンが1984年に発表。この年カブスは39年ぶりのポストシーズン進出を果たしたが、20歳の頃から白血病との闘いを続けてきたグッドマンは、カブスが地区優勝を決める数日前に、36歳の若さでこの世を去った。今永昇太が入団会見の時に引用したことでも知られる。
ロサンゼルス・ドジャース(ドジャースタジアム)「アイ・ラブL.A.」(ランディ・ニューマン)
ニューヨーク・メッツ(シティ・フィールド)「ピアノマン」(ビリー・ジョエル)
前者には「寒いくてジメジメしているからニューヨークは嫌いだ」という歌詞がある。対するビリーには、「マイアミビーチやハリウッドよりもニューヨークがいい」と歌う「ニューヨークの想い」や「さよならハリウッド」があるのも面白い。何だか巨人ファンと阪神ファンの言い争いみたいでおかしい。
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