田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

「午後のロードショー」『奴らを高く吊るせ!』

2024-04-23 07:21:48 | ブラウン管の映画館

『奴らを高く吊るせ!』(68)(1975.6.1.日曜洋画劇場)

 1880年代のオクラホマ。牛泥棒の濡れ衣を着せられ、裁判もなしに縛り首にされたジェド・クーパー(クリント・イーストウッド)。奇跡的に助かった彼は、復讐の為に保安官となって舞い戻る。一人また一人と血祭りに挙げていくジェドだったが…。

 イーストウッドが、イタリアからハリウッドに凱旋した第1作。監督はTV時代からの仲間であるテッド・ポスト。復讐、善悪の曖昧さ、残酷描写など、ハリウッド製のマカロニウエスタンといった感じ。早世した相手役のインガー・スティーブンスが印象に残った。

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【ドラマウォッチ】「アンチヒーロー」(第2話)

2024-04-22 11:09:47 | ドラマウォッチ

「とんでもない“長谷川博己劇場”になっている」
「岩ちゃんのその笑顔に私はだまされない」

https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1431028

 

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「午後のロードショー」『バットマン』

2024-04-22 08:30:32 | ブラウン管の映画館

『バットマン』(89)

従来のヒーロー物とは一線を画す

 

 

 

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『映画の森』「2024年 4月の映画」

2024-04-22 07:26:23 | 映画の森

共同通信社が発行する週刊誌『Kyoudo Weekly』(共同ウイークリー)4月21日号で、『映画の森』と題したコラムページに「2024年4月の映画」として、5本の映画を紹介。独断と偏見による五つ星満点で評価した。

ギリシャ悲劇のような父と子の物語
『アイアンクロー』☆☆☆

ウエルメイドなヒューマンコメディー
『ブルックリンでオペラを』☆☆☆

気持ちのいい人情喜劇
『あまろっく』☆☆☆

山田太一の小説を英国人監督が映画化
『異人たち』☆☆☆

全く予測がつかない展開を見せる
『悪は存在しない』☆☆☆

クリックで拡大↓

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O・J・シンプソンの虚と実

2024-04-21 12:07:55 | 映画いろいろ

 元プロフットボールのスター選手だったO・Jは、『タワーリング・インフェルノ』(74)の人のいい警備員、『カサンドラ・クロス』(76)の乗客の一人、『カプリコン・1』(78)の宇宙飛行士の一人、『裸の銃を持つ男』シリーズの刑事役などでなかなかいい味を出していた

 ところが、94年に元妻の殺害事件の被疑者となって映画さながらのカーチェイスを繰り広げ、その後別の強盗事件で服役した。虚実のあまりの違いに驚いた覚えがある。

 未見だが、「アメリカンクライムストーリー O・Jシンプソン事件」(16)というドラマが作られ、キューバ・グッディング・ジュニアがO・Jを演じているらしい。

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【ドラマウォッチ】「季節のない街」(第三話・半助と猫)

2024-04-21 08:19:00 | ドラマウォッチ

「キャッツを超えた!」
「訳分からんパワーがすごい」

https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1430990

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【インタビュー】『悪は存在しない』濱口竜介監督

2024-04-19 10:43:44 | インタビュー

 長野県の自然豊かな高原を舞台に、代々つつましい生活を続けてきた住民の、レジャー施設の開発をめぐる生活の変化を描いた『悪は存在しない』が、4月26日から全国公開される。本作で第80回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門で銀獅子賞に輝いた濱口竜介監督に話を聞いた。

「今回は、極上のエンターテインメントを作ったつもりです」

https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1430411


『悪は存在しない』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b96f0d234da3544fdba1a8b6e6b5c795

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【ほぼ週刊映画コラム】『あまろっく』『異人たち』

2024-04-19 08:05:44 | ほぼ週刊映画コラム

共同通信エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』

今週は
気持ちのいい人情喜劇『あまろっく』
山田太一の小説をイギリス人監督が映画化『異人たち』

詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1430699

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知恵泉「早川雪洲」(NHK)

2024-04-18 12:20:38 | テレビ

 20世紀初頭、映画の都・ハリウッドで頂点へ上り詰めた日本人俳優・早川雪洲。千葉の漁村に生まれた男がなぜ米国へ? きっかけは大きな挫折と運命的な事件。当時、日本人への差別意識が高まる中、なぜ雪洲は2年足らずでトップスターになれたのか? そこには自分の価値を高める巧みな戦略があった。雪洲が成功を手にするまでの前半生の知恵に迫る。

 実は、雪洲の故郷である千葉県朝夷郡千田村(現・南房総市千倉町千田)は、亡母が生まれ育った白間津の隣村。それ故、雪洲にまつわる伝説の幾つかは、母から聞いていたので親しみがあった。

 後年、雪洲のことを調べた際には、『聖林の王 早川雪洲』(野上英之)と『早川雪洲-房総が生んだ国際俳優』(大場俊雄)がとてもためになった。一時、大島渚監督が坂本龍一を雪洲役にして伝記映画を撮る企画があったが、残念ながら流れている。



『戦場にかける橋』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/5484fc1869b984aefe90773abcb55129

『底抜け慰問屋行ったり来たり』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/430dd7c84afcfa4a45871fbd31629e46

 

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【インタビュー】『走れない人の走り方』山本奈衣瑠

2024-04-18 11:08:46 | インタビュー

 映画監督の小島桐子はロードムービーを撮りたいと思っているが、限られた予算や決まらないキャストなど、数々のトラブルに見舞われる。理想と現実がずれていく中で、彼女はある選択をする。台湾出身で日本に留学し、東京藝術大学大学院映像研究科で学んだ蘇鈺淳(スー・ユチュン)監督が、卒業制作として手掛けた長編デビュー作『走れない人の走り方』が4月26日から公開される。本作で主人公の映画監督を演じた山本奈衣瑠に話を聞いた。

「自由に映像を撮れることを楽しんでいる作品だと思います」
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1430395


『走れない人の走り方』(2024.3.12.オンライン試写)

 監督は、もともと台湾で映像を学んでいたが、東京藝術大学大学院映像研究科で教授を務める諏訪敦彦監督の『2 デュオ』を見たことをきっかけに藝大に留学。

 入試のために制作した短編『豚とふたりのコインランドリー』は、PFFアワード2021で審査員特別賞を受賞した。本作は藝大の卒業制作として手がけた初長編作品で、第19回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門に出品されるなど好評を博した。

 「この世には誰にも盗めない二つのことがある。それは見終わった映画と食べ終えた料理」というセリフが印象に残った。

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