6月も、もう3日。
母の様子は、本当に一進一退です。
5月31日、6月1日は、ほとんど夜が眠れなかったらしく、眠れないと体がしんどくて
食べる気もおきない、リハビリにも行けないという状態でした。
でてきた食事に箸もつけないで下げて。。と言われたり、
母が大好きなすいかを持って行っても、これもダメと言われたり。。
面会に行っても、暗い顔で辛さやしんどさを涙交じりで訴えるだけで。。
それの一つ一つを聞いてあげて、
なんとか気分を良くしようと、励ましながら色々な話をして。。
やっと、母の顔にちょっと笑みが浮かぶ頃には、
こちらがどどっと疲れてしまってました。
盲腸の手術の後のリハビリでも、こんな感じなのですから、
脳梗塞とかで先の見えない、長いリハビリの介護の方の
大変さがどんなものか、ほんの少し分かったような気がしました。
今まで、介護って、歩くのを手伝ったり、食事の介助をしたり、
生活する為、動く事を手伝う事のように思っていましたが、
苦しさや辛さ、自分への情けなさから弱くなってしまった心の介護っていうのが、
とってもとっても大切で、でもそれは、
介護する人にとっても、疲れる大変な事だったんですね。
先生に頼んで睡眠剤を変えてもらってからは、少し眠れたらしく、
2日は、どうかな~って、ひやひやしながら病室に入りましたが、
わりと元気そうな様子にほっとでした。
母の大好きな焼き芋を買っていったのですが、
これは大ヒットで、美味しい美味しいと食べてくれました。
ありがとう~、美味しいわ~
と、久しぶりに見る美味しそうな母の笑顔。
このまま調子良ければ、この週末は試験的に外泊できるそうですが、
調子が悪くなったらだめだろうし。。
外泊できたら、家でゆっくりとお風呂にも入れるし
寝慣れた自分のベッドで安心して眠れることもできるはず。
今日は仕事の前に少しだけ病室を覗いてみるつもりです。
明るく元気な笑顔が返ってくればいいんだけどな。。