京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

弱った心の介護

2011-06-03 07:00:00 | 家族

6月も、もう3日。

母の様子は、本当に一進一退です。
5月31日、6月1日は、ほとんど夜が眠れなかったらしく、眠れないと体がしんどくて
食べる気もおきない、リハビリにも行けないという状態でした。

でてきた食事に箸もつけないで下げて。。と言われたり、
母が大好きなすいかを持って行っても、これもダメと言われたり。。

面会に行っても、暗い顔で辛さやしんどさを涙交じりで訴えるだけで。。
それの一つ一つを聞いてあげて、
なんとか気分を良くしようと、励ましながら色々な話をして。。

やっと、母の顔にちょっと笑みが浮かぶ頃には、
こちらがどどっと疲れてしまってました。

盲腸の手術の後のリハビリでも、こんな感じなのですから、
脳梗塞とかで先の見えない、長いリハビリの介護の方の
大変さがどんなものか、ほんの少し分かったような気がしました。

今まで、介護って、歩くのを手伝ったり、食事の介助をしたり、
生活する為、動く事を手伝う事のように思っていましたが、

苦しさや辛さ、自分への情けなさから弱くなってしまった心の介護っていうのが、
とってもとっても大切で、でもそれは、
介護する人にとっても、疲れる大変な事だったんですね。

先生に頼んで睡眠剤を変えてもらってからは、少し眠れたらしく、
2日は、どうかな~って、ひやひやしながら病室に入りましたが、
わりと元気そうな様子にほっとでした。

母の大好きな焼き芋を買っていったのですが、
これは大ヒットで、美味しい美味しいと食べてくれました。

ありがとう~、美味しいわ~

と、久しぶりに見る美味しそうな母の笑顔。

このまま調子良ければ、この週末は試験的に外泊できるそうですが、
調子が悪くなったらだめだろうし。。

外泊できたら、家でゆっくりとお風呂にも入れるし
寝慣れた自分のベッドで安心して眠れることもできるはず。

今日は仕事の前に少しだけ病室を覗いてみるつもりです。
明るく元気な笑顔が返ってくればいいんだけどな。。

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