シュハリカーサ
京都三条の「KYOUEN」にあるSHUHARI CASA(シュハリカーサ)。
1階はイタリアンのお店、2階はチョコレートサロンのお店です。
この日、京都で用事があって、友達と3人でこのお店に集合。
他府県から京阪でやってきた友達も、ここは分かりやすかったようです。
シンプルですっきりした感じの店内。
本日は、ランチ目的の集合ではないので、
簡単なランチをと、カジュアルランチを頼みました。
でも、しっかりボリュームのある前菜・本日のパスタも美味しかったし、
ドルチェ・ドリンクがついて1400円と結構お得感がありましたよ~。
ドルチェも美味しそうでしょう~。
一日京大生
本日のメインイベントは、一日だけ京大生になること。
京都にいても、京大は近くて遠い。。
なかなか気楽に入っていけない憧れの大学です。
もう一人、京大近くで合流して、おばさん4人で、
いいのかな。。いいのかな。。って感じで、
おずおずと京大の中へ入っていきます。
こちらは、京大の時計台。
え。。。何々何事って思うでしょう~
最終講義
実は、この日、息子の野球部時代の保護者でもある
京大教授さんの最終講義の日だったのです。
退官される教授は、最終講義をされるのが習わしなのだとか。。
京大教授のお知り合いがいるだけでも、私としては驚きのことなのですが、
その方が私達を最終講義に誘って下さったのです。
いや~、そんなとんでもない。。と言いつつ、
どうぞどうぞ来て下さい。。と言われ、
そ、そうですかぁ。。
じゃあ、一生に一度のことだから行ってみようか。。と
厚かましくも女性四人で、京大に駆けつけたという訳なのでした。
早目に行って御挨拶した後、後ろの端っこの方の席で静かに待っていると
どんどん席は埋まっていくのですが、
でも、どう見ても、関係者とか京大生とかばかり。。
奥さまや息子さん達、お嬢さんも、ちゃんと最終講義に来られてます。
私達は、奥さまと仲のいいお友達なので、
皆ちょっと手を振ったりなんかして。。女学生気分。
でも、なんだかどんどん、緊張感が高まっていきます。
そして、講義が始まりました。
すると、教授は、私達の為に、分かりやすい導入部分から
説明して下さったのです。
へぇ~、これなら分かる。。と、その心遣いに皆感激です。
もちろん、話はどんどん難しくなって、
いわゆるガリレオに出てくるような式がずらずら~っと。
こうなると、なんのことやら、ちんぷんかんぷんの私達でしたが、
さすが、何十年も、京大生相手に講義をされてきた先生、
お話も上手くて、
私達も、最後まで、学生のような緊張感を持ちながらも、
アカデミックな雰囲気を楽しみながら講義を聞く事ができました。
花束
皆で持っていった花束は、そ~っと後で渡すつもりだったのに、
突然研究室の人に頼まれて、
研究室の女性スタッフ、教授のお嬢さんに続いて、
なんと、壇上で渡すことになってしまいました。
誰が渡すの誰が渡すの
。。って小声で聞いても、みんな知らんぷり。。
え~~、私。。
花束を横に置いている私が渡すことになってしまい、
まさかまさかの大ごとに私は大慌て。。
でも、一日だけの京大生になれたことへの感謝の言葉も添えた花束を、
どきどきしながら渡してきました。
何十年ぶりかで、学生気分で講義が聞けた素敵な時間、
本当に貴重な時間でした。ありがとうございました。
その後、四人で、ほっとしてカフェタイム。
いや~、緊張したよね~。
でも、面白かったよね~。
うん、来てよかった。
さすが、話しうまいよね~。
。。。。。と、
一日だけ京大生になった私達の高揚感は
まだまだ続いていたのでした。