京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

一日だけの京大生

2013-05-18 00:15:00 | 友達・仲間

シュハリカーサ

京都三条の「KYOUEN」にあるSHUHARI CASA(シュハリカーサ)。

1階はイタリアンのお店、2階はチョコレートサロンのお店です。

この日、京都で用事があって、友達と3人でこのお店に集合。
他府県から京阪でやってきた友達も、ここは分かりやすかったようです。

シンプルですっきりした感じの店内。

本日は、ランチ目的の集合ではないので、
簡単なランチをと、カジュアルランチを頼みました。

でも、しっかりボリュームのある前菜・本日のパスタも美味しかったし、
ドルチェ・ドリンクがついて1400円と結構お得感がありましたよ~。

 

ドルチェも美味しそうでしょう~。

一日京大生

本日のメインイベントは、一日だけ京大生になること。 

京都にいても、京大は近くて遠い。。

なかなか気楽に入っていけない憧れの大学です。


もう一人、京大近くで合流して、おばさん4人で、
いいのかな。。いいのかな。。って感じで、

おずおずと京大の中へ入っていきます。

 


こちらは、京大の時計台。 

え。。。何々何事って思うでしょう~

 

最終講義

実は、この日、息子の野球部時代の保護者でもある
京大教授さんの最終講義の日だったのです。

退官される教授は、最終講義をされるのが習わしなのだとか。。

京大教授のお知り合いがいるだけでも、私としては驚きのことなのですが、

その方が私達を最終講義に誘って下さったのです。

 

いや~、そんなとんでもない。。と言いつつ、

どうぞどうぞ来て下さい。。と言われ、

そ、そうですかぁ。。
じゃあ、一生に一度のことだから行ってみようか。。と

厚かましくも女性四人で、京大に駆けつけたという訳なのでした。

 

早目に行って御挨拶した後、後ろの端っこの方の席で静かに待っていると

どんどん席は埋まっていくのですが、

でも、どう見ても、関係者とか京大生とかばかり。。

 

奥さまや息子さん達、お嬢さんも、ちゃんと最終講義に来られてます。
私達は、奥さまと仲のいいお友達なので、
皆ちょっと手を振ったりなんかして。。女学生気分。

でも、なんだかどんどん、緊張感が高まっていきます。

 

そして、講義が始まりました。

すると、教授は、私達の為に、分かりやすい導入部分から
説明して下さったのです。

へぇ~、これなら分かる。。と、その心遣いに皆感激です。

もちろん、話はどんどん難しくなって、

いわゆるガリレオに出てくるような式がずらずら~っと。 

こうなると、なんのことやら、ちんぷんかんぷんの私達でしたが、

さすが、何十年も、京大生相手に講義をされてきた先生、
お話も上手くて、


私達も、最後まで、学生のような緊張感を持ちながらも、
アカデミックな雰囲気を楽しみながら講義を聞く事ができました。

 

花束

皆で持っていった花束は、そ~っと後で渡すつもりだったのに、

突然研究室の人に頼まれて、

研究室の女性スタッフ、教授のお嬢さんに続いて、

なんと、壇上で渡すことになってしまいました。

誰が渡すの誰が渡すの

。。って小声で聞いても、みんな知らんぷり。。
 


え~~、私。。
花束を横に置いている私が渡すことになってしまい、
まさかまさかの大ごとに私は大慌て。。

 

 

でも、一日だけの京大生になれたことへの感謝の言葉も添えた花束を、
どきどきしながら渡してきました。

 

何十年ぶりかで、学生気分で講義が聞けた素敵な時間、
本当に貴重な時間でした。ありがとうございました。


 

その後、四人で、ほっとしてカフェタイム。

いや~、緊張したよね~。
でも、面白かったよね~。
うん、来てよかった。
さすが、話しうまいよね~。

。。。。。と、 

一日だけ京大生になった私達の高揚感は
まだまだ続いていたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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