京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

2018年クリスマスマーケット31ウルム 漁師の一角

2021-03-20 13:33:00 | 海外旅行2018 12月ドイツクリスマスマーケット

ドイツクリスマスマーケット30ウルムクリスマスマーケットの続きです。

2018年12月15日
ウルム 

皆で集合して漁師の一角を目指して歩いていくと、
向うから可愛い汽車がやってきました。

これもクリスマスの特別仕様トレインかな。
私達が進む方向とは反対のクリスマスマーケットへ行きのようです。

ウルム市庁舎の前をまた通ります。

あ。。また、可愛いスズメのオブジェ。
すずめはウルムのシンボルでしたよね~。

街の至る所にスズメがいるんですよ。


肉屋の塔

市庁舎からドナウ川方向へ歩くと塔が見えました。
これが肉屋の塔だそうです。

この塔は1340年に建てられた高さ36mのウルムの防衛塔で、
肉屋の塔の名で親しまれています。

北西に3.3度傾いていることから
ピサの斜塔をもじって「ウルムの斜塔」と
呼ばれることもあるそうですよ。

ちなみに2004年、17年前に行ったピサの斜塔は
こちらです。(ピサの斜塔の傾きは3.97度です。

2004年6月 イタリア ピサの斜塔

ピサの斜塔があまりにも有名過ぎて、
そんなのがあったんや。。っていう感じですけど。。

この塔が傾いたのにはいわれがあって。。

その昔、かさ増ししたソーセージを販売し客をだました肉屋たちが
この塔に監禁されていました。

市長が判決を言い渡しにやって来たのですが、なんと判決は「死刑」
その知らせを聞くや否や、塔の一角にいた太った肉屋達は
驚きのあまり卒倒してしまいます。
そして、その衝撃と重量で塔も傾いてしまったのだとか。。

いわれには色々とあるようですが、だいたいがこういう事の様です。

だから肉屋の塔と呼ばれているそうですが、
でも、私はその後肉屋さんたちがどうなったのか知りたい。。
大丈夫だったかな。。なんか気になります。

城壁

肉屋の塔をくぐれば、目の前はドナウ川沿いの遊歩道。
ドナウ川沿いには古いレンガの城壁が続いています。

城壁の上から見た家々も可愛い~。

添乗員さんに付いて城壁沿いにほんの少し歩き、
丸いカーブの門を抜けると。。

漁師の一角

もう、そこはウルムで有名な漁師の一角と呼ばれるエリアでした。

第二次世界大戦の空襲で被害にあわず、
ドイツの古い歴史的な建物が立ち並ぶ風情豊かな場所で
ウルム観光の一つの目玉なのだそうです。

シーフェス・ハウス(Schiefes Haus)

その中に、シーフェス・ハウス(傾いた家という意味)
という面白い名前のホテルがあります。

こちらがそのシーフェス・ハウス。

確かになんか、手前のブラウ川に向かって前に傾いている感じですよね。


これは、1443年に建てられた建物なのですが、
川側の地盤が柔らかかったために徐々に傾き、
今では約10度傾いているのだそうです。

1995年からはホテルとして利用されていて、
1997年には「世界一傾いたホテル」ということで
ギネスブックに登録されたそう。。

今もホテルとして使われていて、
実際にこのホテルの部屋に荷物を置くと、
荷物が傾斜で移動するそうですよ。

面白そうだけど、なんか、落ち着いて寝られない様な。。

木組みの家々

そんなに広くないエリアですが、ドイツの歴史的な木組みの家々や
レンガ造りの運河橋などがあり、とってもいい雰囲気。

ドナウ川に合流する小川沿いには、
レストランやカフェもあります。

ツァ・フォレレ(Zur Forelle)

傾いた家から徒歩1分ほどのツァ・フォレレ(Zur Forelle)は
この一角で一番古いレストラン。

フォレレForelleとはドイツ語でマスの意味で、
その名の通り、鱒料理やこの地域の郷土料理が頂けるレストランです。

お店から出てきた素敵な紳士とかっこいい息子さん?
美味しかったんでしょうね。。
なんだかとっても満足気です。

1626年に創業したこのレストランには、
ウルム出身のアインシュタインもよく訪れていたそうですよ。

特にウルム風マスのフライは、サクッと揚がったマスに
アーモンドバターとレモンがかけてあり
とっても美味しいとのこと。

聞いただけで私も食べたくなってしまいました。

サンタさんも匂いにつられて、
思わず窓から入ろうとしています。。

散策しながら駐車場へ

ドナウ川に続く支流沿いの町を見ながら
バスの駐車場へ向かいます。

こちらのお家もレストランでしょうか。

お洒落な看板~。

この小さな支流が、あの偉大なドナウ川にすぐ続いているんですよ。

ドイツの可愛い木組みの家々も見られて、楽しい散策。

親子の自転車も、この景色の中に溶け込み
一つの景色になっていますね。

ウルムの街にさよなら

バスに乗ってウルムの街を出発です。
楽しかったウルムの街にさよなら。

バスはウルムからシュトットガルトの街を目指して走ります。

ウルムでのお土産

ウルムで買ったお土産をちょっとご紹介しますね。

ウルムのグリューワインカップは、二人色違いで。

ウルム大聖堂で買ったミニチュアのウルム大聖堂も
あります。

可愛いお土産グッズや、素敵なポスターカードも。

このポスターカードの下の方に描いてある自転車2台
私の撮った写真とよく似ていてなんか嬉しかったです。

ウルムからシュトットガルトはバスでおよそ1時間半。
楽しみだけど、今回の旅、最後のドイツクリスマスマーケット
シュトットガルトクリスマスマーケットに
もうなってしまうんですね。。

クリスマスマーケット32シュトゥットガルトクリスマスマーケット1
へ続きます。

 

2018年12月 ドイツ・クリスマスマーケット旅程
ドイツクリスマスマーケット1フランクフルトへ 
ドイツクリスマスマーケット2フランクフルト・レーマ広場
ドイツクリスマスマーケット3フランクフルトマイン川・大聖堂
ドイツクリスマスマーケット4フランクフルトフリータイム
ドイツクリスマスマーケット5フランクフルトフリータイム~ホテル
ドイツクリスマスマーケット6ニュルンベルクへ
ドイツクリスマスマーケット7ニュルンベルグケーニヒ通り
ドイツクリスマスマーケット8ニュルンベルグクリスマスマーケット
ドイツクリスマスマーケット9ニュルンベルグピラミッド
ドイツクリスマスマーケット10 ニュルンベルグ大聖堂
ドイツクリスマスマーケット11ニュルンベルグ職人広場
ドイツクリスマスマーケット12ニュルンブルク~ローテンブルグへ
ドイツクリスマスマーケット13ホテルからマルクト広場へ
ドイツクリスマスマーケット14ローテンブルグ・マルクト広場
ドイツクリスマスマーケット15ローテンブルグ・プレンライン
ドイツクリスマスマーケット16ローテンブルグクリスマスマーケット1
ドイツクリスマスマーケット17ローテンブルグクリスマスマーケット2
ドイツクリスマスマーケット18ローテンブルグ レストラン
ドイツクリスマスマーケット19ヴィース教会へ
ドイツクリスマスマーケット20ヴィース教会
ドイツクリスマスマーケット21ノイシュバンシュタイン
ドイツクリスマスマーケット22ホーエンシュヴァンガウ城
ドイツクリスマスマーケット23バイエルン博物館とアクシデント
ドイツクリスマスマーケット24ミュンヘンクリスマスマーケット1
ドイツクリスマスマーケット25ミュンクリスマスマーケット2
ドイツクリスマスマーケット26テディベアシュタイブ博物館
ドイツクリスマスマーケット27ギーンゲンの街
ドイツクリスマスマーケット28ウルム市庁舎とすずめ
ドイツクリスマスマーケット29ウルム大聖堂
ドイツクリスマスマーケット30ウルムクリスマスマーケット
ドイツクリスマスマーケット31ウルム 漁師の一角
クリスマスマーケット32シュトゥットガルトクリスマスマーケット1
クリスマスマーケット33シュトゥットガルトクリスマスマーケット2
クリスマスマーケット34シュトットガルトクリスマスマーケット3
クリスマスマーケット35フランクフルトから日本へ帰国
クリスマスマーケット36 お土産と思い出の品

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