塩田温泉1 赤穂 大石神社の続きです。
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塩田温泉9 立雲峡
大石神社の後、隣の赤穂城址の見学に行くつもりでしたが
大石神社で、ちょっとゆっくりし過ぎてしまって。。
お昼を予約していた時間近くになってしまいました。
それで、先にお昼ご飯へ。
美鶴(みかく)
お昼ご飯に行ったお店は瀬戸内の魚が美味しく頂ける美鶴さん。
主人が予約しておいてくれました。
私達は、カウンターの一番入り口に近い席に
座りました。
ちゃんとパーテーションもありますね。
玄関の引き戸も開けて、換気もばっちりです。
頼んだのは、刺身・天婦羅・小鉢2種類・椀物・ご飯・漬物がついた
美鶴定食と、
牡蠣フライと牡蠣の釜めし。二人でシェアして頂きました。
牡蠣フライの大きさにびっくり。
しかもジューシーで食べ応えがあって。。
牡蠣の釜めしも美味しかったな~。
おこげの所がたまらなく美味しかったです。
初め空いていた店内ですが、途中でお客さんがたくさん入ってこられたので
私達はささっと食べてお会計。
やっぱり蜜は避けないとね。
でも、満腹で苦しいくらいいっぱい食べましたよ。
花岳寺(かがくじ)
次は、浅野家の菩提寺として1645年(天保2年)建立されたお寺
花岳寺に行ってみました。
まずは、本殿にお詣りします。
静かな静かな境内。私達以外には二組ほどの参拝客かな。
右側の立派な松は、二代目大石名残の松。
大石内蔵助が元禄14年 (1701年)に赤穂を離れるとき、
この木の下で名残を惜しんだといわれています。
赤穂義士名が残されています。
こちらは、野口雨情詩碑。
詩人の野口雨情が、赤穂に滞在した時に作った赤穂民謡の冒頭
第一節 春のあけぼの 花なら桜 武士の鑑(かがみ)じゃ 赤穂義士
の詩が刻まれています。
赤穂城跡
そして、大石神社の隣の赤穂城址に戻ってきました。
赤穂城は浅野氏の居城として知られており
忠臣蔵の舞台になったことでも有名なお城です。
こちらは大手門。
1648年から13年の歳月をかけて築かれた赤穂城は、
日本100名城の一つであり、近世城郭史上非常に珍しい
変形輪郭式のお城。
変形輪郭式といってもよくわかりませんが、
本丸を中心にして、複雑に折れ曲がる石垣、角度を違える諸門など
その構造は戦を強く意識した実践的なお城だったそうです。
今は、天守台や石垣が残っているそうです。
大手門防備の要だった大手隅櫓(すみやぐら)。
明治に取り壊されましたが、大手門や土塀とともに
1955年に再建されました。
1701年、浅野内匠(浅野長矩)が、江戸城で刃傷事件を起こした後
1702年、この赤穂城に永井直敬が33000石で入り、
浅野家再興が閉ざされてしまった所から赤穂浪士の討ち入りが
始まったんですよね。。
外から見ただけで、お城の中には入らなかったのですが、
赤穂城の歴史に少し触れたような気がしました。
上水道モニュメント
赤穂浪士で有名な赤穂市ですが、
江戸時代、すでに各戸に給水する水道ネットワークがあった
ことでも有名なのだそうです。
お城型の可愛いポストとその当時の上水道が横たわっています。
大石内蔵助屋敷跡
こちらは、浅野家筆頭家老・大石内蔵助が住んでいた屋敷跡です。
江戸城・松の廊下での刃傷事件後、
赤穂へ第一報を伝える急使、早水藤左衛門と萱野(かやの)三平が、
早駕籠(はやかご)で、江戸から約610㎞の距離をたった4日半で走り、
命からがら叩いたのはこの門だったそう。
萱野三平(かやのさんぺい)
ちょっとここで、萱野三平について少し。。
急使の一人の萱野三平ですが、47士の一人には数えられていないのです。
この急使の役は、体力があり精神的に強く忠義に厚い者でないと
できない務めでした。任務の途中、自宅前に差し掛かったとき
母の葬儀に出会った萱野は「お役目の途中だから」と立ち寄らず
そのまま赤穂へ急いだといいます。
任務を果たし、主君の仇討ちに備えていた萱野ですが、
父親からの強い反対を受け、主君への忠義と父親への孝行
との間で板ばさみになってしまいます。
踏みとどまれば忠ならず、江戸へ下れば孝ならず。
そして、1702年(元禄15年)12月14日の吉良家への討ち入りを待たず、
1702年1月14日、主君の月命日に自宅の自室で切腹してしまいます。
萱野三平享年28歳のことでした。
赤穂浪士47士には数えられていない萱野三平ですが、
討ち入りの時に大石内蔵助が彼の名前の書いてある短冊を
槍の先に結んでいたとも言われ、
48番目の義士として今も語り継がれているそうですよ。
赤穂市立歴史博物館
遠くから見ただけですが、
5連の白壁土蔵を模し、米蔵を再現した建物は
赤穂市立歴史博物館。
愛称を「塩と義士の館」というそうで、赤穂の塩や
赤穂義士などのテーマで展示がされているそうです。
巴屋大手門前店(本店)
大手門の橋の向こうにあるお城。。
いや、これはお城ではなく、お菓子屋さん巴屋(ともえや)本店さん。
立派なお店にびっくりです。
赤穂で有名な「塩味饅頭」
江戸元禄時代、参勤交代の際に赤穂藩の御用菓子として
献上されていたのだそうです。
赤穂は古くから塩の産地、江戸時代には海の干満を利用した
入浜塩田による製塩法が確立されていたのです。
その塩を使った塩味饅頭なんですね。
小豆あんに名産の塩を効かせた上品な甘さの塩味饅頭。
甘さとしょっぱさがうまく合わさって美味しい~。
抹茶味も一緒に買いました。
桜の海岸へ
このお店で、赤穂御崎海岸まで行くと今桜が満開ですよとの情報を貰い、
赤穂御崎の桜を見にいくことにしました。
途中の道沿いの桜も満開ですね~。
塩田温泉3 赤穂御﨑の桜へ続きます。
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。
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2020年9月18日で、
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