京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

山陰蟹旅行4 出雲界 蟹づくし会席

2022-03-06 00:30:30 |  国内旅行

山陰旅行3 玉造温泉街とお茶席の続きです。

山陰蟹旅行1 境港・玉造温泉出雲界さんへ
山陰蟹旅行2 玉造温泉 界 出雲
山陰蟹旅行3 玉造温泉街とお茶席
山陰蟹旅行4 出雲界 蟹づくし会席
山陰蟹旅行5 玉造温泉出雲界朝食~出雲大社へ
山陰蟹旅行6 出雲大社(いずもおおやしろ)
山陰蟹旅行7 帰りの雪道

2022年1月12日

お風呂から戻り、しばらく休憩。
私達、浴衣やさむえのままの夕ご飯ってちょっと苦手。
だから着替えてから夕ご飯に向かいます。
着崩れやすいっていうのもあるけど、
結構足元とか寒かったりするしね。。

浴衣やさむえのままの方の方が多いけど、
私達と同じように着替えてお食事処に行かれる方もおられます。


この太鼓橋を渡って、向かうはお食事処です。

食事処 宴

食事処に着くとスタッフの方が待っていて下さいました。
宴(うたげ)という書が飾ってあります。

私達の本日の夕食は、極みタグ付き活松葉蟹づくし会席。

全てのお料理にタグ付き活蟹を使用した蟹づくし会席です。
界 出雲オリジナルの「活松葉がにの奉納蒸し」をはじめ、
蟹刺しや焼き蟹、蟹すき鍋などが出るそう。。

こんな贅沢、チケットを貰ってなかったら
とてもとてもできません。

主人仕事最後の退職の日

極みタグ付き活松葉蟹づくし会席
蟹刺身

まず出てきたのは、蟹刺身。松葉蟹と寒ぶりのお刺身です。

今年は松葉蟹が取れなくて、とても高いと聞いているので
心して食べないと。。甘くて美味しい~。

飲み物はお料理に合わせて飲む日本酒のマリアージュにしてみました。
今回初めてのチャレンジです。

蟹さしのお酒は天隠の純米大吟醸。
蟹の甘みを引き立ててくれるそうです。

まずは、乾杯~。
なんか、文句なしに美味しいです。

焼き蟹と甲羅焼き

次は焼き蟹と甲羅焼き。スタッフの方が焼いて下さいますよ。

蟹って焼くと甘みが一層引き立つんですよね。
焼き蟹を蟹味噌に漬けて食べる贅沢。。

甲羅焼の日本酒は、淡麗辛口の高正宗。
蟹みその風味にきりっとした日本酒がバランスよく合います。

蟹の奉納蒸し

蟹の奉納蒸しを持ってきて下さいました。
杉板で挟んだ松葉がにを奉書で包んで蒸し上げたそうです。

三方に載せて、しめ縄が添えられ奉書に包まれた蟹は
出雲大社の神々に奉納するお供え物のような雰囲気。
ありがたみが増す感じです。

すごいね~とテンションがあがります。

蟹の奉納蒸しはいったん下げられ、
食べやすくカットして持ってきて下さいますよ。

蟹の絹糸揚げと蟹のお浸し

その間に出てきたのは、蟹の絹糸揚げ。

絹糸は、トルコでお菓子などにつかわれる,
極細パスタのカダイフだそうです。
繊細だけどパリパリしていて美味しかった~。

揚げ物のお酒は出雲富士の特別純米。

蟹と春菊、蓮根、菊花のお浸し。
こちらはさっぱりしていてお口直しにいいですね。

奉納蒸しの蟹

そして、これが奉納蒸しの蟹です。

奉書で包んで蒸し上げているため、旨み成分が流出せず
蟹本来の味を最大限に楽しめるそうですよ。
こうして持ってきて頂けると、本当に食べやすい。

しっかりタグもついています。
タグにはJFしまねの漁船名も書いてありました。

一人一皿、たっぷりの奉納蒸し。
これは、二人とも静かに食べ尽くすしかない。。

爽やかな香りの隠岐誉純米吟醸とともに
ひたすら蟹を食べつくす幸せ。

でも、食べつくしたあとは、もう、お腹一杯です。

蟹としじみの鍋

次に出てきたのは、蟹としじみの鍋。

宍道湖のしじみが出てきましたよ。
お腹いっぱいだけど、これは、食べない訳にはいきません。。

でも、正直、もう、きついかな。。

と二人ともギブアップしかけた時、
神楽のイベントに行くことを思い出しました。

石見神楽

神楽を予約していて、もうすぐ時間なんですけど。。というと
そうでしたか。。ごめんなさい気が付かずにとスタッフさん。

どうぞどうぞご覧になって来てくださいねという事で、
申し訳ないけど、お食事の途中でちょっと休憩。

ロビーに行くと、もうすでに人が集まっておられました。
時間になっていよいよ石見神楽が始まります。

石見神楽の特徴である大蛇が出てきました。
長さ16メートルもあり、とぐろを巻いています。

この大蛇は八岐大蛇(やまたのころち)で、
老夫婦の娘たちを毎年一人ずつ食べ、今年はついに最後の
8人目の娘を食べようとします。

それを助けに来たのが須佐之男命(すさのうのみこと)。
大蛇に酒を飲ませ、大立ち回りで大蛇をやっつけます。

めでたし、めでたし。 という話なのですが。。

この石見神楽は、ここのスタッフさんが演じられている
そうなんです。

大蛇を一人で回す役には年季がいるのだとか。。
そりゃそうでしょう。。迫力ありましたもんね。

須佐之男命役の方もお面を取ってみると
若いいけめんのスタッフさんでした。

しかもこの話には続きがあって、

その後、須佐之男命は、その娘櫛名田比売(くしなだひめ)
と結婚し、その7代先の子孫が大国主命(おおくにぬしのみこと)
なのだそうです。

へぇ~って感じですよね。

蟹雑炊と香の物

途中休憩したおかげで、先ほどの鍋と
蟹雑炊も食べることができました。

蟹すき用のお酒、誉池月純米酒も飲んで、美味しかった。
本日の日本酒5種、全部飲んじゃいました~。

といっても、全部で一人1合ちょっと位だそうですが。

このお漬物入れ素敵ですよね~。
家でもこんな風にお漬物を素敵な器に入れたらええんやな。。
と思ってしまいました。
ま。。きっとしないんですけどね。

酒粕のデザート

最後に酒粕のデザートが出てきました。

旅館に着いた時、スタッフの方に
主人の定年祝いにもらったチケットなんですと話していたら
そのことを覚えていて下さって、

おめでとうございますのチョコレートがついていました。

 

しかも、二人の写真をスタッフの方のカメラで撮って下さって、
帰る時には、小さなアルバムにして写真を下さったんです。

ありがとうございます。
さっきとった写真を、もう、頂けるんですか。。

仕事が早いね~と感心する二人。

美味しい蟹とお酒、
スタッフの方のおもてなしの心、素敵な写真、
いい記念のお食事になりました。

山陰蟹旅行5 玉造温泉出雲界朝食~出雲大社へ
 に続きます。

 

 

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ありがとうございました。

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