京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

フォンテーヌ

2012-04-05 00:03:00 | 家族

長引いた私の風邪ですが、ようやく治りました~。
実は、まだたまに咳こむ事はありますが、日に1回程度になりました。
ご心配頂いた方、本当にありがとうございました。

母の抗生剤の点滴も先週土曜日で終わり、風邪は良くなりました。
ただ、右肩と手の痛みは続いているので、
こちらは週1回の注射が続きそう。。でも、これで痛みが楽になるならね。

これで、糖尿と整形で京大病院、近くの眼科、
それに週一の痛み止めの注射の病院と、
ますます母の病院通いは増えました。

という事は、私の出番も増えたという事ですが。。
ま、頑張りましょうね~。


真っ白な母の髪

ところで、長く調子の悪かった母、
元々もう完全に白髪なのを染めていたのですが、

後ろから見ると、染めた髪の下に真っ白な髪がもういっぱい。
ちょっとした付け髪を乗せるくらいでは、まったく隠れなくなっていました。

母もその事が、以前から気になっていたようで、
高島屋でやっていたフォンテーヌ(アデランスのかつら)試着会のちらしを
手に持って、じっと見ています。

で、思い切って

「行ってみる?」と聞いたら、

「行ってみたい。。」と。

え。。。本当に行くの?大丈夫??と思いつつも、

フォンテーヌ試着会最終日に行くことになりました。

当日は、母の希望で午前中に右肩の痛み止めの注射を受けてから
行くという、万全態勢。

 

 京回廊すし田乾山(ケンザン)

高島屋に着いたのは、もう2時前だったので、先にお昼ご飯を。

「私は、パンでいいわ。。」なんて、言っていた母。

お寿司屋さんの前を通りかかったら、

「このお寿司美味しそうやね。。」

と、なんだかちょっと食べたそうな様子。
という事で、まずは二人でお寿司を食べる事になりました。

海鮮ちらしの定食とにぎり定食を一つずつ。
茶碗蒸しに梅干しが入っていて、さっぱりと美味しかった~。

 

この茶碗蒸しで食欲が出たのか、
意外な事に、結構食べれる母にびっくり。

元気が戻ってきた証拠ということでほっとでした。

 フォンテーヌ

そして、いざ、フォンテーヌへ。 

久しぶりにお洒落もして高島屋へ行った母、
フォンテーヌを付けてみたら、すごく若返ります。

後ろからみて真っ白だった髪の毛もすっかり隠れてしまい、
ウェーブもついていてとっても綺麗。

それでいて、かつらを付けているという感じが全然しなくて
母の顔もどんどん輝いてきました。

先週まで、点滴のベッドの上に寝ていたなんて考えられないくらい
元気になってきて、笑顔も。

やっぱり、女はいくつになっても綺麗でありたいと思うものなんですね~。
綺麗になる事が、また本人を元気にしていくのかな。。

すっかりフォンテーヌが気にいってしまった母。

来年の1月には、母も88歳なので、
少し(だいぶ?)早いのですが、

88歳の誕生祝いという事で、
思い切って主人と私からのプレゼントということにしました。

米寿のお祝いに何か本当に喜ぶ物をあげたい。。と、
私達も探していたので、

一番欲しいものが見つかってよかったかな。

 

帰り、フォンテーヌを付けたまま帰ることになった母。

無理したらだめだと思って、まっすぐ家に帰ろうとしたら、

「せっかく来たんやし、ちょっと見ていこうよ」

と、母は婦人服売り場を見たい様子。

「ほんまに大丈夫なん。。。」

私の心配をよそに、ネックレスを買ったり、
カーディガンを試着して買ってみたり。。

短い時間ではあったけど、春一色に染まっている婦人服売り場を
杖をつきながらうろうろと楽しそう。

 

ちょっとはらはらしたけれど、こんな日が戻ってきて嬉しいです。

まだまだ無理はできないけど、

ゆっくりのんびり右手肩の痛みも治っていったらなと思います。

そして、フォンテーヌをつけて、
春の街へお出かけしないとね。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

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健康のありがたさ

2012-04-01 00:00:00 | 家族

いよいよ4月。

華やかな桜の季節が、もうそこまで来ているんですね。

でも。。

もうすぐ桜が咲くなんて、とても信じられないような毎日を
ここのところ送っていました。

というのは、私が風邪をぶり返したのに加えて、
母が風邪をこじらせてしまっていたんです。

 

私達が旅行へ行く前、母がちょっと風邪気味だったので
家でゆっくりしていてねと言っていたのですが、

久しぶりに家に来てくれた私の弟といっしょに、
ドライブしてショッピングに出かけたとか。。

私達が帰ってきた時嬉しそうに話す母の様子に
よかったね。。。~とは言ったものの、
話す母の声は痰の絡んだしゃがれ声。

大丈夫かな。。と思いつつも、私も帰国してからすぐに
風邪をぶりかえしてしまい、しんどかったし。。

数日様子をみていましたが、先週の月曜日(26日)、
やっぱり気になるので近くのお医者さんへ母を連れて行きました。

胸のレントゲンは大丈夫だったのですが、87歳の母、
咳や痰の絡みも結構きつく、かなりしんどそうだったので、
抗生剤を服用するとともに、点滴をする事になりました。

実は、この地点で、私も風邪でかなりしんどかったんですよね。。

母がベッドに横たわって点滴を受けているのをみている間、
私も点滴が受けたい。。。 

結局この後受けた採血での検査結果でも炎症反応がかなり高く
母の点滴は1週間毎日続くことになりました。

毎日、毎日、仕事がある日も母を車で点滴に連れて行って待っていたり、
時間のない時は送り迎えしたり。。正直結構きつかった。。

自分がしんどくなければいいのですが、
自分がしんどかったのできつかったのだと思います。
病人が病人の世話をしているようなものですもんね。

 

1週間たって、母の咳も痰もようやくましになり、
だんだん体調も楽になってきた様子。ようやくほっとです。

私はというと、。。。まだ咳や痰が残るものの(なんとしつこい。。
点滴なしで、なんとか回復してきました。
 

でもね、今回こんなに長い風邪をひいてしまって、
しんどい思いを自分自身がしたり、病気の母の様子をみたりして。。

本当に健康のありがたさを感じてしまいました。

病気って本当に辛いものなんですよね。
自分が病気になるのも辛いし、見ているのも辛い。

家事も仕事も母の世話も、あ~あ、しんど。。なんて
思う事もあったけど、

これって、健康だからこそできる事。

できる事がありがたいんだって、本当にそう思いました。

美味しい物を食べに行ったり、旅行だって元気だからできる事。
しんどかったら、出かける気にもならないですもんね。

私も、もうすぐ60代。
本気で健康の事を考え、健康な老後を送れるよう、
今しなければならない事を、きちっとしようと思います。

世の中には、不治の病で苦しんでいる人がいっぱいいる。。
私の周りの何人かの人も。。

今、自分に与えられている健康に感謝して、
その体をなんとか維持し、誰かの為にできる事を頑張らないと。。
そういう病気で苦しむ人にも本当に申し訳ない。

 

母も私もしんどい1週間でしたが、
とっても大切な事を思いださせてもらいました。

それにしても、この咳と痰、ほんと早く治ってほしい。。。

京都の町をピンク色に染める桜の花を、
すっきり爽やかな気分で眺めたいです。

 

 

 

 

 



 

 

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