夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

二番正月の繭玉飾り

2018-01-11 20:00:04 | 日記・エッセイ・コラム

           二番正月の繭玉飾り

 私の故郷静岡県沼津市愛鷹山麓の二番正月の風習

旧家では、今でも繭玉飾りを手作りして、神棚や仏壇、お墓、道祖神などにお供えします。

     女正月は、お団子で祝います!

上新粉に食用紅で色んな色を着けて、お団子を作り、水木と言う木の枝に飾り付けます。

ドンドン焼きには、お飾りや、達磨、古い御札や熊手などの縁起物、書き初め等を燃やした後の炭火で、小枝に差したお団子を

炙って食べると風邪を引かないと言われています。

右側の薄い緑色の丸い飾りが、昔の繭の形を模したお宝と言うお麩で出来た縁起物の飾りです。

 静岡県沼津市愛鷹山麓根方と呼ばれる地方では、

昔は養蚕が盛んで、蚕を飼っていましたので、お蚕さんが沢山繭玉を作ってくれるように、祈りを込めて、

またお蚕さんへの御礼の気持ちでこんなに綺麗な飾りを作って、二番正月を祝ったのだと思います。

白梅があっと言う間に満開

もうちらほらと散り始めています…

 部屋が暖かくてまるで温室の中にいるようなので、風情も何もあったものではありません。

まだかまだかと咲くのを待っているのが、梅の良い所なのに……

2018年1月11日11時頃

自宅リビングから撮影した富士山

飛んでいるのは、鷹ではなくて、カラス?

例えカラスでも、こんなに美しい富士山とコラボすると絵になりますね…

相手が大事?!

 

 

 

 

 

   



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