さらし柿はさわし柿とも言います。
渋柿の四溝柿の渋をお湯やアルコール、ドライアイスなどで晒したものです。
さらし柿は
独特の歯ごたえや香り、甘味が懐かしくて、毎年この時季にはどうしても食べたい、故郷の食べ物です!
私はお湯で晒したさらし柿が特に好きです。
美味しいだけでなく、郷愁を誘う心のスィーツなのです。
小さな頃は、祖母と柿の渋抜き用に、蓼の花を裏の空き地や野原に集めに行きました。
蓼を揉んでさらし柿作りに使うのです。
亡くなった母がいつも、お風呂の残り湯に、四溝柿と塩の入ったビニール袋を入れて渋を抜いていました。
宅急便で、当時住んでいた島根県まで送ってくれましたが、日持ちしないので、渋抜きを加減したらしくまだ渋が残っていたことなど懐かしい思い出です。
柿の実に四つ溝があるので四溝柿と呼ぶようです。
富士山麓の至る所で見かけますが、実を採ってさらし柿にしたりする家は減ってしまったようです。
干し柿も手間がかかりますので、柿の実は鳥たちの餌になります…
他人の家の柿の実を採る訳にはいきませんものね……
( 取り敢えず鳥や野生動物はおとがめなし)
我が家では柿の木を畑に植えましたが、桃栗三年柿八年。
さらし柿にする程沢山の実が成るのは後何年?
雨上がりの富士山
山頂付近が冠雪しています。
小菊がいっせいに咲きそろいました。
雨上がりの庭
さらし柿☆
初めて知りました^^;
人間の知恵☆
凄いですね~^^
小菊は可愛いし、日持ちがいいので結構好きです
最近はドライアイスで渋抜きするようですね。