鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1148回】 稽古量の大切さ

2014年02月21日 | 住宅コンサルタントとして
やり方、ノウハウを頭に入れたからといって、仕事の結果は何も変わりません。

理屈や知識をどれだけインプットしても、それが自分のモノとして定着するまでに、
どうしても時間と経験が必要になります。

スポーツ選手が最新の理論をコーチから教わって覚えることと、
それを試合で実践出来ることが違うようなものです。

覚えたことは、ひたすら反復練習して、実際に試合で使えるようになるのです。

ですので、社員さんに成長してもらおうと思えば、教育をするだけではなくて、
それを実践する場を設けなくてはなりません。

営業マンであれば、見込み客とたくさん接する機会をつくる。
設計さんであれば、とにかくたくさんプランを作成していただく機会をつくる。
監督であれば、とにかく数多くの現場を管理してもらう。

場数を踏める環境を会社が用意してあげるのです。

成長意欲が高い人であれば、その機会を活かして一気に成長されることでしょう。

何事も量稽古が必要なのです。

スポーツの世界でも、ビジネスの世界でも、
長い間、一線で活躍される人に共通しているのは、
ひたすら量稽古を積んできた方です。

残業ゼロ。
休日は完全オフ。
量をたくさんこなさないで素晴らしい結果を出し続けている人を私は知りません。

昨日、お伺いしていたクライアント様のスタッフさんも、たくさんの経験を積まれて、
毎年、着実に業績や受注率が上がっているのです。

稽古量にこだわって、日々の仕事に向き合いたいですね。
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