goo blog サービス終了のお知らせ 

鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1803回】 調子の良さ、要領の良さだけで通用するのは30代まで

2015年12月08日 | 住宅コンサルタントとして
その場の空気を読み取って、うまく立ち回れる器用な人っていますよね?

また何をやらせても非常に要領が良くて、
サラッとやりきってしまう要領の良い人もいます。

調子が良かったり、要領が良いことは別に悪いことではありませんが、
こうした能力に頼って地力をつける努力を怠ると
40代、50代で地獄を見ることになります。

なぜならば、働く仲間たちが皆、年下になるからです。

年下の方からすれば、調子が良くてその場だけを乗り切るオッサンを

「コイツ、軽いな~」

としか思いません。

年上の上司からは可愛いがられても、年下の人からすれば、
単なる調子の良いだけの薄っぺらいオッサンでしか無いのです。

また器用さだけで乗り切って来た人も、同じ運命をたどります。

年上の上司が自分を見る目と年下の仲間が見る目が違う、ということが
自分自身で全く分かっていないのです。

その場をやり過ごすだけの調子の良いオッサンが組織にいても
組織は活性化されませんから、
当然ながら若いリーダーからは「不要」の烙印を押されるのですね。

私が以前、働かせてもらっていた会社にも、
こういう類いのオッサンが数え切れないくらいいました。

上司が温情だけで自分のそばに置いているのですが、
仕事上の成果が全く出せない訳です。

若手からしたら、しらけてしまいます。

長く働こうと思えば、いくつになっても必要とされるだけの
能力を持っていたり、成果を出せたり、人格が無ければならないのです。

若い間にしっかりと実力と人間性を高め、
長く組織やお客様に必要とされるビジネスパーソンを目指したいものですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする