私自身、20代の頃に建築資材メーカーの営業として
いろんな住宅会社、工務店の経営者や職人さんたちと仕事をさせていただいておりました。
とても可愛がって下さったお客様、いろいろと教えて下さった職人さんもいれば、
理不尽なことを言われたり、暴言をはかれたりした方もいます。
当時は死ぬほど嫌いで、もし会社を辞めることがあったら、
「こいつを絶対にぶん殴ってやろう!」と思っていた人もいます。
でも、その当時のつらい経験のおかげで、
自分としては仕事を通じてこれだけはやらない、と決断できたこともあるのです。
個人的にすごく嫌だったのは、
自分は発注する側で偉く、注文してやっているという態度で接してこられる方でした。
無理な要求をこちらに一方的に言ってきて、
その要求を「申し訳ありませんが、不可能です」とお断りをいれると
「そうか、じゃ、お前にはもう頼まない!
他にも仕入れる先はたくさんあるんだから!」
と、すぐにそうした言葉をちらつかせるのですね。
後、私のことを「お前!」と呼び、
発注する側が神様で、仕入れ先の人を人間扱いしない。
(ちなみに、そういう人は経営者ではありません。
一従業員の立場で完全に勘違いしている人もいました)
でもそういうつらい経験をさせてもらったおかげで、
私自身はいろんな方を絶対にさんづけで呼びますし、
依頼する方にも丁寧な言葉を使うようになりました。
また、段取りが悪く、対応がいつも後手後手の方がいて、
電話ばかりしている割に全く仕事が進まない監督もいました。
その監督からかかってくる電話に対応していると、
とにかく時間ばかり奪われて非効率になってしまう。
なので、その監督から電話がかかってくる前にこちらから電話をかけ、
「そういえば、そろそろあの現場のこの材料を入れなくてはならないと思うのですが、
現場の棟梁さんと打ち合わせをして、段取り取らせてもらっていいですか?」
というように、その監督から依頼される仕事を予測し、
監督から依頼の電話がかかってくる前にこちらから確認し、
とにかく振り回されないように仕事をしていました。
こうした仕事の段取りが悪い方のおかげで、
仕事の先々を読む力が身についたのだと思います。
若い頃、素晴らしい方、仕事が著しくできる方しか周りにいなかったら、
こうした能力は身についていなかったと思います。
若い頃、理不尽な依頼を受けたり、お客様に振り回されたりする経験は、
将来、きっと自分のプラスになるのです。
いろんな住宅会社、工務店の経営者や職人さんたちと仕事をさせていただいておりました。
とても可愛がって下さったお客様、いろいろと教えて下さった職人さんもいれば、
理不尽なことを言われたり、暴言をはかれたりした方もいます。
当時は死ぬほど嫌いで、もし会社を辞めることがあったら、
「こいつを絶対にぶん殴ってやろう!」と思っていた人もいます。
でも、その当時のつらい経験のおかげで、
自分としては仕事を通じてこれだけはやらない、と決断できたこともあるのです。
個人的にすごく嫌だったのは、
自分は発注する側で偉く、注文してやっているという態度で接してこられる方でした。
無理な要求をこちらに一方的に言ってきて、
その要求を「申し訳ありませんが、不可能です」とお断りをいれると
「そうか、じゃ、お前にはもう頼まない!
他にも仕入れる先はたくさんあるんだから!」
と、すぐにそうした言葉をちらつかせるのですね。
後、私のことを「お前!」と呼び、
発注する側が神様で、仕入れ先の人を人間扱いしない。
(ちなみに、そういう人は経営者ではありません。
一従業員の立場で完全に勘違いしている人もいました)
でもそういうつらい経験をさせてもらったおかげで、
私自身はいろんな方を絶対にさんづけで呼びますし、
依頼する方にも丁寧な言葉を使うようになりました。
また、段取りが悪く、対応がいつも後手後手の方がいて、
電話ばかりしている割に全く仕事が進まない監督もいました。
その監督からかかってくる電話に対応していると、
とにかく時間ばかり奪われて非効率になってしまう。
なので、その監督から電話がかかってくる前にこちらから電話をかけ、
「そういえば、そろそろあの現場のこの材料を入れなくてはならないと思うのですが、
現場の棟梁さんと打ち合わせをして、段取り取らせてもらっていいですか?」
というように、その監督から依頼される仕事を予測し、
監督から依頼の電話がかかってくる前にこちらから確認し、
とにかく振り回されないように仕事をしていました。
こうした仕事の段取りが悪い方のおかげで、
仕事の先々を読む力が身についたのだと思います。
若い頃、素晴らしい方、仕事が著しくできる方しか周りにいなかったら、
こうした能力は身についていなかったと思います。
若い頃、理不尽な依頼を受けたり、お客様に振り回されたりする経験は、
将来、きっと自分のプラスになるのです。