鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1821回】 回数を決める、期限を切る

2015年12月26日 | 住宅コンサルタントとして
能力を高めることはとても重要です。
そのために日々、いろんなことを学び続けなければ、
長い間、ビジネスの世界で活躍することはできません。

学び、それを実践し、軌道修正したり、更に深く調べたりして、能力は上がってきます。
そして能力と仕事の成果は比例していきます。

しかしながら、ある一定の能力が身につくと、
能力と成果は比例しなくなります。

いろんな会社、いろんな営業マンを見させていただいて思うのは、
ある一定の能力が身についたら、
その先は時間に対する意識の差で仕事の成果が変わってくるのです。

例えば住宅の営業マンを例に考えると、

「商談3回で結論をお客様から頂戴する。
そのために、初回でここまで、2回目でここまで商談を進める」

ということを意識して日々、商談に挑んでいる営業マンと、
特に「いつまでに」ということを意識しないで商談している営業マンでは、
同じ能力を持っていたとしても成果が大きく異なるのです。

これは現場監督設計、やコーディネーターでも同じこと。

回数を区切って仕事をする。
いつまでに終わらせるかという期限を決める。

こうした数字を意識した仕事をするだけで、
同じ能力でも成果が変わってくるのです。

回数や期限を意識する。
皆さんは出来ていますか?
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