鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1814回】 決めたことを実行できるチームになるために・・・

2015年12月19日 | 住宅コンサルタントとして
よっぽど勉強していない経営者が経営している会社以外、
今の時代、何をしなければならないかは、
ほとんどの会社の経営者、幹部、スタッフさんは分かっていると思います。

良い商品を開発する。
社員さんの能力が向上するよう、教育研修制度を整え、社員教育に力を入れる。
利益率を高めるために、
過去の物件で粗利益率が極端に下がった物件の原因を追究し、
積算ルールや設計原則を変える。
初回接客の精度を高めるために、自分自身の接客を録音し、
理想と現実の差を認識させ、改善点をロープレで強化する。

何をしなければならないか、ということを発見することは難しくありませんが、
問題はそれを現場で実行することなのです。

住宅業界において業績が芳しくない会社の大半の原因は、
決めたことが実際に現場で実行されていないということなのです。

ということは、住宅会社の業績とは、実行力ともいえるのです。

実行できていない会社の原因は何か?

それは、やることをやっているつもりなのだが、
実行のレベルが低く、結局何もやっていないのと同じ。
もう1点は、決定したことをやりたいのだが、
それをやる時間やしくみをつくっていないということです。

やると決めたことをレベル的、時間的理由をつけて
実際に現場でやっていないことは無いですか?

それらを実行させるのが、ある種経営者、幹部の力なのです。

そのために、どんなことが必要だと思いますか?
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