鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2570回】 人の話を聴く姿勢

2018年01月12日 | 住宅コンサルタントとして
私、人様の前でお話をする仕事をさせていただいております。

これは講演をする人、生徒さんに物事を教える先生など、
人様の前でお話をする方なら分かっていただけると思うのですが、
聴く方が前のめりで聴いて下さったり、話をした時のリアクションがしっかりあると、
ついつい熱がこもってしまったり、元々用意してきたネタ以上のことを伝えたりと、
話をしているこちら側としても思いっきり乗れますよね?

もちろん、前のめりで聴いて下さるかどうかはこちらの力量にもかかっているのですが、
大体、話をする方はいろんな方々を前にして話を何度もしている訳で、
お客様で素直に聴いて下さる方と、ちょっと斜めの姿勢で聞かれる方がいることは、
分かってもらえるかと思います。

前のめりで聴いて下さるお客様は、最終的にかなり得をします。

逆に斜めの姿勢で聞く方は、損をしていると思います。

私自身、自分が聴く立場に立った時は、
如何にお話をして下さる方に気持ち良く話をしていただくか、
ということを考えながらリアクションをします。

うなずく時はうなずき、
質問をされた際は真剣に考える姿勢になり、
笑う時は大きなリアクションで笑う(←もともと、リアクションは大きい方ですが・・・)。

その方が、絶対に気持ち良く話をしてもらえるからです。


で、昨日、お伺いしていたクライアント様のスタッフさん。

実は半数近くの方は、初めてお会いするスタッフさんだったのですが、
大半の方は非常に素敵なリアクションをして下さり、
素直に聴いて下さっていることが伝わってきて、もうノリノリで話をさせていただきました。

気持ち良く話が出来るように、皆さん、大人の対応をして下さったのかと思いますが、
そういうクライアント様には、こちらとしても思いっきり感情移入してしまいます。

相手のことを考えられる方たちなのです。


で、商売で最も大切なこと、
もっと言うと、人として生きていく上でとても大切なことは、
相手の立場、気持ちを理解し、相手に気持ちよくなっていただくこと。

この相手の立場で考えられるようになるためには、
日頃からのいろんな場面での振る舞いが非常に大切になってくるかと思います。

自分の主張ばかりするのは子どもです。

皆さんは、話をされる方が気持ちよく話ができるような立ち振る舞いができていますか?
コメント
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