鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2578回】 立地の重要性

2018年01月20日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、お伺いしていたクライアント様は、
全くゼロから新築事業を立ち上げられました。

私にそそのかされて、住宅を取り組むことになった、1社です。

モデルハウスをどこに建てるか、候補をいくつか出していただき、
実際に現地を見て場所を決定したいのですが、
その立地が結論から言うと大正解。

モデルハウスOPENして3年以上、経過するのですが、
新規のお客様が動き出しにくい12月だけで
有望新規客が2組も来場されているんです。

しかも広告宣伝費ゼロで。
(ちなみに来場はもっとあるんです。
ただ、本当に濃いお客様が2組来られることがすごい!)


改めて住宅事業に関して言うと、立地が大切ですね。

というのは、購買頻度があまりにも低すぎるので、
クチコミが広がりにくく、認知されにくい業態なのです。

ちょっと噂になった時に、「ほら、あの通り沿いにある・・・」という感じで、
会社名とモデルハウスと立地がお客様の中で1つにならないと、
記憶として残らないと思うのですね。

自分の中で住宅事業の成功法則があるのですが、
その中でも立地はかなり重要となってきます。

実際、モデルハウスやショールームをつくる前に、立地を実際に社長と見に行って、
ここなら大丈夫、という場所につくっていただいたクライアント様は、
本当に来場が安定してありますし、何か手を打つと来場数が伸びます。

そして良い立地にモデルハウスやショールームがつくれない場合、
というかそういう土地が本拠地にないクライアント様もいますが、
そういう場合の戦略も既にイメージしています。

実際に数年以内にあるクライアント様と実行に移すことになるでしょう。

購買頻度の低い住宅ビジネスは、立地に関してポイントを外さないようにしたいですね。
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